AD641

製造中

ログアンプ、復調用 250 MHz

利用上の注意

本データシートの英語以外の言語への翻訳はユーザの便宜のために提供されるものであり、リビジョンが古い場合があります。最新の内容については、必ず最新の英語版をご参照ください。

なお、日本語版のデータシートは基本的に「Rev.0」(リビジョン0)で作成されています。そのため、英語版が後に改訂され、複数製品のデータシートがひとつに統一された場合、同じ「Rev.0」の日本語版のデータシートが異なる製品のデータシートとして表示されることがあります。たとえば、「ADM3307E」の場合、日本語データシートをクリックすると「ADM3311E」が表示されます。これは、英語版のデータシートが複数の製品で共有できるように1本化され、「ADM3307E/ADM3310E/ADM3311E/ADM3312E/ADM3315E」(Rev.J)と改訂されたからで、決して誤ってリンクが張られているわけではありません。和文化されたデータシートを少しでも有効に活用していただくためにこのような方法をとっておりますので、ご了解ください。

アナログ・デバイセズ社は、提供する情報が正確で信頼できるものであることを期していますが、その情報の利用に関して、あるいはその利用によって生じる第三者の特許やその他の権利の侵害に関して一切の責任を負いません。また、アナログ・デバイセズ社の特許または特許の権利の使用を明示的または暗示的に許諾するものでもありません。仕様は予告なしに変更する場合があります。本紙記載の商標および登録商標は、各社の所有に属します。

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製品情報

  • ログアンプのパフォーマンス
    • 使用範囲:250MHz以上
    • ダイナミックレンジ:44dB
    • ±2.0dBのログ適合
    • 電圧出力:37.5mV/dB
    • 安定なスロープとインターセプト
  • 2.0nV√Hz入力ノイズ
  • 50mV入力オフセット電圧
  • 低消費
    • ±5V動作
    • 9mA(+VS)、35mA(-VS)無負荷時
  • 抵抗内蔵
  • 10x減衰器内蔵
  • 両極性の電流出力
  • 差動信号パスに直接接続可能

AD641は250MHzの復調用ログアンプであり、精度は±2.0dB、ダイナミックレンジは44dBです。AD641は連続検出方式を使用し、入力電圧の対数に比例した出力電流を出力します。出力電流から電圧を得る際には、オンチップ・レジスタのいずれかを使用することで傾き(スロープ)を選択することができます。AD641単体では、250MHzまでの周波数に対して最大44dBのダイナミックレンジを実現します。また2個のAD641をカスケード接続すると、250MHzまでの周波数に対して最大58dBのダイナミックレンジが得られます。本品は工業用温度範囲またはミリタリ温度範囲で高い安定性を示し、動作が保証されます。 

AD641は、単なるログ・パーツではありません。ダイナミックレンジのある信号の圧縮と測定を行う総合的なログ・ソリューションです。本品は5つの段で構成され、それぞれに全波整流器を備えています。その出力電流は入力電圧の絶対値に依存します。5つの段の出力は加算され、1ディケード(周波数10倍)当たり1mAの割合(50μA/dB)でスケーリングした復調出力電流を生成します。 

10倍の入力アッテネータを使わなくても、-44~0dBmの全入力範囲で2.0dBの対数一致性が得られます。またこのアッテネータを使えば、性能にあまり影響を与えずに最大級のフレキシビリティが得られます。 

250MHzの帯域幅と温度安定性を備えることから、本品はRF/IFシステムにおける高速の信号パワー測定に最適です。ECM/レーダーおよび通信の場合、パワー測定は通常、100~180MHzの範囲で行われます。帯域の広さと高い精度、そして広いダイナミックレンジにより、本品は高速で広ダイナミックレンジの信号に最適です。AD641には、動作温度範囲として工業用対応(-40~+85℃)のものとミリタリ対応(-55~+125℃)のものがあります。工業用はプラスチックDIPとPLCCのパッケージ、ミリタリ用はCERDIPパッケージで提供しています。 

アプリケーション
  • IF/RF 信号処理
  • 受信信号強度インジケータ(RSSI)
  • 高速信号圧縮
  • 高速スペクトル・アナライザ
  • ECM/レーダー

AD641
ログアンプ、復調用 250 MHz
AD641 Pin Configuration AD641 Pin Configuration
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