状態基準保全向けソリューションの性能は、振動センサーで決まる

半導体技術をベースとして実現される機能や性能は、とどまることなく進化しています。それらを利用することにより、従来は計測できなかった産業用アプリケーションの各種事象をセンシング/測定/解釈/解析することが可能になりました。特に、状態基準保全(Conditional Based Maintenance)向けのソリューションでは、最新の半導体技術を導入することによって、数多くのメリットを享受できます。例えば、MEMS( Micro Electro Mechanical Systems)技術によって実現された次世代の振動センサーを、診断/予測用の高度なアルゴリズムと組み合わせたとします。そうすると、様々な機械の状態を、従来よりもはるかに的確に把握できるようになります。そのようにして装置を効果的に監視することで、ダウンタイムを削減したり、プロセスの質を改善したりすることが可能になります。その結果、スループットの向上を図ることができます。

 

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参考資料

1 Jason Mais「Spectrum Analysis: The Key Features ofAnalyzing Spectra(スペクトル解析:スペクトル解析に必要な主要機能)」SKF USA, Inc.、2002年

2 Robert Bond Randall 「Vibration-based Condition Monitoring: Industrial, Aerospace, and AutomotiveApplications(振動に基づく状態監視:産業/航空宇宙/自動車分野のアプリケーション)」John Wiley & Sons,Ltd.、2010年12月

3 Scott Morris「SKF Pulp and Paper Practices(SKF Pulp& Paperのプラクティス)」SKF Global Pulp & PaperSegment、No.19、2016年

4 Chris D. Powell、Erik Swanson、Sorin Weissman「APractical Review of Rotating Machinery Critical Speedsand Modes(回転機械における重要な速度とモードに関する実用的検討)」Sound and Vibration、2005年5月

5 Shahin Hedayati Kia 、Humberto Henao 、Gerard-Andre Capolino「Trends in Gear Fault Detection Using Electrical Signature Analysis in Induction Machine-BasedSystems(電気的兆候解析を用いたギアの不良検出、誘導機に基づくシステムにおけるトレンドを探る)」2015IEEE Workshop on Electrical Machines Design, Controland Diagnosis (WEMDCD)、Torino、pp. 297-303、2015年

6 Alexander Bliznyuk、Ido Dadon、Renata Klein、JacobBortman「Gear Diagnostics-Fault Type Characteristics(ギアの診断:故障の種類の特性)」2014年

7 Giorgio Dalpiaz、Alessandro Rivola 、Riccardo Rubini「Effectiveness and Sensitivity of Vibration Processing Techniques for Local Fault Detection in Gears(ギアの局所的な故障検出に使用可能な振動処理手法の効果と感度)」Mechanical Sys tems and Signal Processing、Volume 14、Issue 3、2000年

8 Wenyi Wang「Early Detection of Gear Tooth CrackingUsing the Resonance Demodulation Technique( 共鳴復調法を用いてギアの歯の亀裂を早期に検出する) 」Mechanical Systems and Signal Processing、Volume 15、Issue 5、2001年

9 Kiran Vernekar、Hemantha Kumar、K. V. Gangadharan「Gear Fault Detection Using Vibration Analysis and Continuous Wavelet Transform(振動解析と連続ウェーブレット変換によるギアの故障検出)」Procedia MaterialsScience、Volume 5、2014年

Peter Sopcik

Pete Sopcik

Pete Sopcikは、アナログ・デバイセズで状態基準保全を担当するマーケティング・マネージャです。産業用アプリケーションにおいて状態監視を実現するために必要なセンサー、シグナル・チェーン、ソリューションに関する戦略の策定に取り組んでいます。現職に就く前は、アナログ・デバイセズで11年にわたって集積度の高い高速コンバータやセンサー・モジュールの設計/開発から、MEMSベースの慣性計測ユニットを含むシステム・レベルのソリューションのプロジェクト管理に至るまで、様々な業務に従事してきました。フロリダ大学で電気工学の学士号、ウェイク・フォレスト大学で経営学の修士号を取得しています。

Dara O'sullivan

Dara O’Sullivan

Dara O’Sullivan。アナログ・デバイセズのオートメーションおよびエネルギーのビジネスユニットにおいて、モーション・ロボティクス統合チームのシステム・アプリケーション・エンジニアを務める。専門は工業用モーション・コントロール・アプリケーションにおける電力変換、制御、モニタリング。