沖縄オープンラボラトリの5Gプロジェクトに参画

~アイダックス社とローカル5Gシステムを共同開発、本プロジェクトの5Gテストベッドとして導入~

2022年07月06日 - 東京
  • アナログ・デバイセズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:中村 勝史、以下:アナログ・デバイセズ)は、一般社団法人沖縄オープンラボラトリ(所在地:沖縄県浦添市、代表理事:伊藤 幸夫、以下:沖縄オープンラボラトリ)の5Gプロジェクトに半導体企業として初めて参画したことを発表しました。また、高速、広帯域性能を持つミックスド・シグナル・フロントエンド(MxFE)製品「AD9986」を搭載し、5Gオープンソースソフトウェア(OSS)を実装した無線装置である5G RUを株式会社アイダックス(本社:東京都杉並区、代表取締役:戸部 英彦、以下:アイダックス)と5月よりシステム仕様の策定を行い、8月にローカル5Gシステム装置(4.7GHz、5G-SA)を沖縄オープンラボラトリの5Gテストベッドに導入予定です。

    沖縄オープンラボラトリは、次世代ICT技術など先進技術の実用化研究、ユースケース(活用事例)開発を通して、これらの技術の産業、社会への実適用、普及促進を目的に2013年に設立された団体です。(1)オープンな交流・連携・共創、(2)沖縄の課題解決・価値創造に向けた実証活動、(3)実践的な技術者の育成と国際的な情報発信・交流などを基本方針として活動を続けています。

    この度、アナログ・デバイセズは、広帯域通信に対応可能なMxFE AD9986とOSSを採用したローカル5Gシステムをアイダックスと共同開発しました。本システムは、5G OSSを利用したユーザーが、パラメータなどをフレキシブルに設定できる5Gシステムプラットフォームです。今回参画するプロジェクトを通じて、オープンイノベーションによる5G通信システムを構築するだけでなく、本プロジェクトを通じて利用可能となるローカル5Gシステムのテストベッドを、アナログ・デバイセズが得意とする、産業用オートメーション(ロボットアーム、建機や農機の遠隔操作、遠隔医療ロボット)などの5Gユースケースの利活用へと発展させていきたいと考えています。

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    テストベッドに導入するRUの概要:

    周波数

    4.7GHz

    チャネル数

    2T2R

    帯域

    40MHz(拡張予定)

    送信電力

    100mW

    インターフェース

    イーサネット10GbE/40GbE

    サイズ

    144 x 82 x 232(mm)

    重量

    2kg

    その他

    技術基準適合証明取得済
    型式40M0X7W
    空中線電力0.1W/0.03W



    沖縄オープンラボラトリ代表理事の伊藤 幸夫氏は、次のように述べています。「アナログ・デバイセズの沖縄オープンラボの5Gプロジェクトへの参画を歓迎します。アナログ・デバイセズの参画により、特に5Gシステムの物理層において同社の最新技術が適用され、実用に近い5Gテストベッドが構築されることを期待しております。さらにプロジェクトを通じて沖縄県のICT技術の発展にも貢献していきたいと思います」

    アイダックス代表取締役の戸部 英彦氏は、次のように述べています。「このプロジェクトで、アイダックスの開発した、ローカル5Gシステムが導入されることを大変嬉しく思います。速いスピードでイノベーションが進むオープンソースソフトウェア(OSS)と、アナログ・デバイセズの最新の高性能RFトランシーバを組み合わせることで、OSSベースの商用化可能な最高性能のRUが開発できました。今回、この新しいRUを提供することで、高性能のローカル5Gシステムのテストベッド構築に大きく貢献します」

    アナログ・デバイセズ代表取締役社長の中村 勝史は、次のように述べています。「今回アナログ・デバイセズが、5Gプロジェクトに参画し、最新の半導体技術を使った高性能無線機器を提供することで、多くのユースケースに利用可能なテストベッドが構築されることになります。このテストベッドにはアナログ・デバイセズのソリューションは必要不可欠であると考えており、本プロジェクトを通じて、高性能RF技術や集積化が進んだ電源技術が5Gシステムの高性能化に貢献できました。さらに、アナログ・デバイセズが得意とする、産業オートメーションにおけるロボットの遠隔操作、ヘルスケア分野における遠隔医療などのユースケースでのテストベッド活用まで発展していくことを期待しています」

    なお、本プロジェクトについては、7月26日(火)にアナログ・デバイセズが開催する「アナログ技術セミナー2022 ~最先端RFテクノロジーとソリューション~」にて、沖縄オープンラボラトリによる基調講演とアイダックス社による講演でもご紹介いただきます。セミナーの詳細は https://www.analog.com/jp/landing-pages/003/event/rf-seminar-2022.html をご参照ください。


    一般社団法人沖縄オープンラボラトリについて
    沖縄オープンラボラトリ(OOL)は、クラウドコンピューティングとSDN(Software-Defined Network)/NFV(Network Functions Virtualization)などの次世代ICT基盤技術の実用化や普及・促進を目的とし、それに賛同する企業・団体がオープンに参加できる世界初の団体として、2013年5月8日に設立されました。その後、IoT、AI、5G、ビッグデータなどの新たな領域にも研究活動範囲を広げています。OOLは技術分野や組織の枠を超えた活動を推進する世界的にもユニークな研究機関であるという特徴を生かし、今後も会員企業やパートナーと連携し、上記目標の実現に向け積極的に取り組んでまいります。

    株式会社アイダックスについて
    アイダックスは、1999年に創業して以来、高速A/D&D/A変換器と高速RAIDを組み合わせた高性能測定器であるデータ収集装置PCDAQを開発販売し、一貫して無線研究者に役立つ製品を開発して来ました。近年は、サービス提供エリアを、測定器の枠を超えて、無線通信システム分野に進出し、RANからコアネットワークまで拡大させつつあります。特に国内の無線技術力復活のためにオープンソースソフトウェア(OSS)の活用を重視し、Open Air Interfaceのコミュニティに参加しています。オープンイノベーションの開発スピードに乗ることで、日本の無線通信研究開発の発展に貢献し、成長することを、全社を挙げて推進しています。

  • アナログ・デバイセズについて
  • アナログ・デバイセズ (NASDAQ: ADI) は、現代のデジタルエコノミーの中心で事業を展開し、アナログ・ミックスド・シグナル、パワー・マネジメント、RF、デジタル&センサー技術などの包括的な組み合わせをもって、実世界の現象を実用可能な情報に変換します。アナログ・デバイセズは、全世界の産業、通信、オートモーティブ、コンスーママーケットの125,000を超えるお客様に、75,000以上の製品で対応しています。https://www.analog.com/jp
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