AD7781

製造中

A/Dコンバータ、20ビット、ピン・プログラマブル、超低パワー、ΣΔ型

利用上の注意

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製品情報

  • ピン・プログラマブルなフィルタ応答
    アップデート・レート: 10 Hzまたは16.7 Hz
  • ピン・プログラマブル計装アンプ・ゲイン
  • ピン・プログラマブル、パワーダウンとリセット
  • ステータス機能
  • 内部クロック発振器
  • 内部ブリッジパワーダウン・スイッチ
  • 電流:
    115μA(typ)(G=1)
    330μA(typ)(G=128)
  • 50 Hz/60 Hzの同時除去
  • 詳細については、データシートを参照してください。

AD7781は重量計、ストレーンゲージや圧力センサーなどのブリッジセンサー用に作られた全機能内蔵の低消費フロントエンド・ソリューションです。この製品は高精度、低消費の20ビットのシグマ・デルタ(ΣΔ)型A/Dコンバータ、オンチップ低ノイズプログラマブル・ゲイン・アンプ(PGA)、内部発振器からなっています。

わずか330μAの消費であるため、AD7781は、低消費を要求するような携帯またはバッテリ駆動などの製品に適しています。またAD7781はパワーダウン・モードを備えているため、ブリッジセンサーのパワーを切断したり、AD7781が変換していないときにパワーダウンにして、バッテリ寿命の長期化を図ることができます。

使い易くするために、AD7781の全ての機能は専用のピンによって制御されます。データ読み込みが起こるたびに、8つのステータス・ビットが20ビット変換に付加されます。これらのステータス・ビットにはパターン・シケンスが含まれており、これはシリアル伝送の有効性を確認するために使うことができます。

オンチップのPGAは1または128のゲインを備えており、±5 Vまたは±39mVのフルスケール差動入力信号をサポートします。このデバイスは2つのフィルタ・オプションを備えています。このフィルタ応答は16.7Hzのアップデート・レート時に非常に優れたダイナミック性能を提供します。このアップデート・レート時のセトリング時間は120msです。10Hzのアップデート・レート時フィルタ応答は-45dB以上のストップバンド減衰を提供します。ロードセル・アプリケーションにおいて、このストップバンド除去は、ロードセルの低い機械的振動周波数を取り除くために非常に有効です。このアップデート・レート時のセトリング時間は300msです。10 Hzと16.7Hzのアップデート・レートの両方で、50 Hz と60 Hzを同時除去ができます。

AD7781は2.7V~5.25Vの電源電圧で動作します。また、この製品はナローボディの14ピンSOICパッケージと16品TSSOPパッケージで供給されます。

アプリケーション

  • 重量計
  • 圧力計測
  • 工業用プロセス制御
  • ポータブル計測機器

AD7781
A/Dコンバータ、20ビット、ピン・プログラマブル、超低パワー、ΣΔ型
AD7781 Functional Block Diagram AD7781 Pin Configuration AD7781 Pin Configuration
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インタラクティブな図解で、理想的なシグマ・デルタA/Dコンバータの挙動を示します。

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評価用キット

EVAL-AD7781

AD7781 Evaluation Board

機能と利点

  • Full-featured evaluation board for the AD7781
  • Standalone USB interface
  • Various linking options
  • PC software for control of AD7781

製品詳細

The EVAL-AD7781 is the evaluation board for the AD7781, which is a pin programmable, low power, 20-bit sigma-delta (Σ-Δ) ADC. The AD7781 is a complete analog front end for low frequency measurement applications such as bridge sensor systems. It contains one differential input and includes a low noise instrumentation amplifier. The output data rate can be programmed to 10 Hz or 16.7 Hz. The AD7781 also has an on-board clock, eliminating the need for an external clock. It employs a Σ-Δ conversion technique to realize up to 20 bits of no missing codes performance. The input signal is applied to an analog modulator. The modulator output is processed by an on-chip digital filter. The analog input channel of the AD7781 accepts analog input signals of ±VREF or ±VREF/128. With the update rate programmed to 10 Hz, the rms noise is 44 nV when the gain is 128. Simultaneous 50 Hz/60 Hz rejection is available at both output data rates.

The evaluation board interfaces to the USB port of an IBM compatible PC. Software is available with the evaluation board that allows users to easily communicate with the AD7781.

Please note: This Evaluation software does not run on Windows 8 or Windows 10 (USB driver is non-compliant with OS >Windows 7).

Note that the AD7781 evaluation board software should be installed before connecting the AD7781 evaluation board to the PC.

Another component on the AD7781 evaluation board is the ADP3303 high precision, low power, 3.3 V output voltage regulator, which is used to power the USB/SPI interface.

EVAL-AD7781
AD7781 Evaluation Board

リファレンス・デザイン

CN0108
PGAを内蔵した20ビット、ΣΔ型A/DコンバータAD7781を使った重量計の設計 ※Rev.0を翻訳したものです。新ver.は英語資料をご覧ください。

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