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SSM2141: 高い同相除去比、差動ライン・レシーバ (Rev. B)1/11/2010
製品概要
機能と利点
- 高いコモンモード除去性能:
DC:100dB(typ)
60Hz:100dB(typ)
20kHz:70dB(typ)
40kHz:62dB(typ) - 低ひずみ特性:0.001%(typ)
- 高速スルーレート:9.5V/µs(typ)
- 広帯域幅:3MHz(typ)
- 低価格
- SSM2142差動ライン・ドライバと組み合わせて使用
製品概要
SSM2141は差動アンプを内蔵しており、オーディオ・アプリケーションでの受信平衡ライン入力で要求される高いノイズ耐性と適切なコモンモード除去を備えています。通常オペアンプと4個の高精度抵抗器を使った場合では、高性能オーディオでは充分とはいえないわずか40dBのCMRしか実現できませんが、SSM2141は標準で100dBのコモンモード除去(CMR)を達成します。SSM2141は、9.5V/µsという非常に早いスルーレートと大きなオープン・ループ・ゲインを維持することで、低歪み特性を実現します。歪みは、オーディオ帯域全域にわたって0.002%以下となっています。SSM2141は平衡ライン・ドライバSSM2142の相補品です。お互いに、これらのデバイスは、歪み、EMIや高価格などの問題なしにオーディオ信号の平衡トランスと等価なソリューションをICで提供します。
SSM2141のその他のアプリケーションとして、信号のサミング、差動プリアンプ、600Ωの低歪みバッファ・アンプなどがあります。ゲインが1/2での同等の性能品として、SSM2143を参照してください。
製品ライフサイクル
最終販売
このファミリーの全製品について製造中止が予定されています。製品の最終購入をご検討の場合は、弊社営業担当、あるいは販売代理店にお問い合わせください。また、「製造中止情報」 をご覧いただき、最終受注期限および最終引き受け納期をご確認ください。
参考資料
ツールおよびシミュレーション
LTspice
LTspice®は、無料で提供される強力で高速な回路シミュレータと回路図入力、波形ビューワに改善を加え、アナログ回路のシミュレーションを容易にするためのモデルを搭載しています。

下記製品はLTspiceで使用することが出来ます。:
SSM2141