OP747

OP777、OP727、OP747は、シングル、デュアル、クワッドの高精度なレールtoレール出力の単電源アンプで、マイクロパワー動作とレールtoレールの出力範囲を特長としています。これらは、±15V電源を用いた業界標準のOP07の性能を改善したもので、最小＋2.7Vの真の単電源動作が可能という利点もあります。また他の高電圧で高精度なバイポーラ・アンプにはない小さなパッケージのオプションがあります。出力は1000pF以上の容量性負荷で安定しています。電源電流は5Vでアンプ当たり300μA未満です。500Ωの直列抵抗が入力を保護するため、正電源を数V超える入力信号レベルを位相反転なしに許容します。

これらのアンプのアプリケーションには、ライン・パワーおよびポータブル・計測器、リモート・センサの信号処理および高精度フィルタなども含まれます。

OP777、OP727およびOP747は拡張工業用温度範囲（－40℃～＋85℃）にわたって仕様化されています。OP777（シングル）は8ピンMSOPと8ピンSOICパッケージで供給されます。OP（クワッド）は14ピンTSSOPと14ピン狭幅SOパッケージで供給されます。TSSOPとMSOPパッケージの表面実装デバイスはテープまたはリールのみで供給されます。

OP727（デュアル）は8ピンTSSOPと8ピンSOICパッケージで供給されます。OP727の8ピンSOICのピン構成は標準の8ピン・オペアンプのピン配置とは違っています。