製品概要
機能と利点
- 入出力レールtoレール
- 高出力電流:±60mA
- 単電源動作:5V~12V
- 広帯域:5MHz
- 高速スルーレート:3V/μs
- 低歪み:0.01%
- ユニティーゲインで安定動作
- 位相反転無し
- 短絡保護
- 容量性負荷駆動:10nF
製品概要
OP279は、レールtoレール高出力電流の単電源デュアル・アンプです。電流または容量性負荷のいずれかの駆動能力を必要とする低電圧アプリケーション用に設計されています。±80mA(typ)の電流のシンクとソースが可能で、10nFの容量性負荷で安定します。OP279の高出力電流に適したアプリケーションとしては、ヘッドフォン、ディスプレイ、トランス、およびパワー・トランジスタの駆動があります。強力な出力と、単電源設計であっても幅広いコモン・モード電圧範囲で超低歪みを保つ独自の入力段とを組み合わせています。
OP279は、通常のCMOS出力よりもはるかに大きな駆動能力を提供するバッファとして使用できます。CMOSのASICやD/Aコンバータ(DAC)はほとんどの場合、正電源とグラウンドの両方に振幅できる出力を備えていますが、数ミリアンペア以上の駆動はできません。
帯域幅は標準で5MHz、スルーレートは3V/μsであるため、高ゲイン構成で使用する場合、このアンプはオーディオ帯域幅を必要とする単電源アプリケーションに最適です。4.5Vの低電圧から最大12Vまで動作を保証しています。
OP279を+5ボルトのシステムで使用すれば、非常に優れたオーディオ性能が得られます。THDは600Ωの負荷で0.01%未満、ノイズも21nV/√Hzと優れています。電源電流はアンプ当たり3.5mA未満です。
OP279は、8ピンのプラスチックDIPとSO-8表面実装パッケージで提供しており、拡張工業用温度範囲(1)(-40~+85℃)で仕様規定しています。
製品ライフサイクル
製造中
この製品ファミリーの1つ以上の型番が生産/供給中です。新規の設計に適していますが、より新しい代替製品を提供している場合があります。
評価キット (1)
ドキュメント
FAQ (1)
ツール
SPICE Models
OP279 SPICE Macro Models
設計リソース
ADI has always placed the highest emphasis on delivering products that meet the maximum levels of quality and reliability. We achieve this by incorporating quality and reliability checks in every scope of product and process design, and in the manufacturing process as well. "Zero defects" for shipped products is always our goal.
PCN-PDN Information
サポート & ディスカッション
サンプル&購入
価格は1個当たりの米ドルで、米国内における販売価格(FOB)で表示されておりますので、予算のためにのみご使用いただけます。 また、その価格は変更 されることがあります。米国以外のお客様への価格は、輸送費、各国の税金、手数料、為替レートにより決定されます。価格・納期等の詳細情報については、弊社正規販売代理店または担当営業にお問い合わせください。なお、 評価用ボードおよび評価用キットの表示価格は1個構成としての価格です。