MAX8707
AMD Hammer CPUコア電源用マルチフェーズ、固定周波数コントローラ
AMD® Hammer CPUコア電源用、マルチ位相、固定周波数コントローラ
製品の詳細
- 3/4位相インタリーブ固定周波数コントローラ
- VOUT精度:±0.75% (全入力電圧範囲、全負荷範囲、および全温度範囲)
- 5ビット、内蔵ディジタル-アナログコンバータ(DAC):0.80V~1.55V
- 可変サスペンド電圧入力
- 可変利得/オフセット付アクティブ電圧ポジショニング
- 高精度、無損失の電流バランス
- 高精度ドループおよび電流制限
- リモート出力およびグランド検出
- 出力スルーレート制御
- パワーグッド用ウィンドウコンパレータ
- 選択可能なスイッチング周波数:200kHz、300kHz、または600kHz
- 出力過電圧/低電圧保護
- サーマル障害保護
- リファレンス出力:2V ±0.7%
- ソフトスタートアップおよびシャットダウン
MAX8707は、AMD Hammer CPUコア電源用のマルチ位相(3/4位相)、インタリーブ、固定周波数のステップダウンコントローラです。インタリーブマルチ位相相動作によって、入力リップル電流と出力電圧リップルが低減し、部品の選択とレイアウト配置が容易になります。MAX8707は利得とオフセットが調整可能なアクティブ電圧ポジショニングを備えているため、電力消費が減少し、大出力容量要件が緩和されます。
MAX8707は、以下の2種類のノートブックCPUコアアプリケーションを対象としています。すなわち、コア電圧を生成するための、バッテリ電圧の直接ステップダウン、または+5Vシステム電源のステップダウンです。1段変換方式では、この製品は高電圧バッテリを直接ステップダウンして、効率を最大化することができます。あるいは、高スイッチング周波数の2段変換(バッテリではなく、+5Vシステム電源をステップダウン)では、物理サイズが最小限に抑えられます。
MAX8707は位相ごとに専用の差動電流検出入力を備え、5つめの電流検出入力を内蔵して、高精度電圧ポジショニングスロープと1個の電流検出抵抗による平均電流制限保護を提供します。また、MAX8707は、差動リモート電圧検出を行う2つの専用入力も備えています。
MAX8707はサスペンド電圧設定用のアナログ入力と、VIDコードやサスペンド電圧間の遷移用のスルーレートコントローラを内蔵しています。コントローラはスタートアップ時やシャットダウン時の遷移スルーレートを低減し、マイナス出力のアンダシュートを伴うことなく、最小限の入力サージ電流と抑制されたソフトシャットダウンの、ソフトスタートを提供します。MAX8707は、出力障害保護(低電圧、ラッチなしの過電圧、サーマル過負荷)と、独立した電圧レギュレータパワーOK (VROK)出力を内蔵しています。
MAX8707は選択可能なスイッチング周波数を備えているため、位相動作ごとに200kHz、300kHz、または600kHzを選択することができます。MAX8707は、6mm x 6mmの40ピンTQFNパッケージで提供されます。対応ドライバについては、MAX8702/MAX8703を参照してください。
アプリケーション
- AMD Hammerデスクノートコンピュータ
- マルチフェーズCPUコア電源
- ノートブックおよびデスクトップコンピュータ
- サーバ
- 電圧ポジションされたステップダウンコンバータ
ハードウェア・エコシステム
製品モデル | 製品ライフサイクル | 詳細 |
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Product 1 | ||
MAX1544 | AMD Hammer CPUコア電源用、デュアルフェーズ、Quick-PWMコントローラ |
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