製品概要
機能と利点
- 監視機能の集積化によって基板スペースを削減しつつシステムの信頼性を大幅向上
- µMAXパッケージ
- アクティブローRESETの有効性を保証(VCC = 1Vの場合)
- リセットパルス幅:200ms
- デバウンス付きTTL/CMOS対応マニュアルリセット入力
- アクティブハイリセット出力(MAX707/MAX708/MAX813L)
- 高精度電源電圧モニタ
- 4.65V (MAX705/MAX707/MAX813L)
- 4.40V (MAX706/MAX708)
- パワーフェイルまたは低バッテリ警告用電圧モニタ
製品概要
マイクロプロセッサ(µP)監視回路MAX705~MAX708/MAX813Lは、µPシステムにおける電源およびバッテリ機能を監視するために必要な複雑な設計を簡素化し、部品点数を削減します。これらの製品を使用することで、個別ICまたはディスクリート部品で構成される回路に比べて、システムの信頼性と精度が大幅に改善されます。
MAX705/MAX706/MAX813Lは、次の4機能を内蔵しています。
- パワーアップ、パワーダウン、および電圧低下時のリセット出力
- ウォッチドッグ入力が1.6秒以内にトグルされない場合、ローになる独立したウォッチドッグ出力。
- パワーフェイル警報、ローバッテリ検出、または+5V以外の電源監視のための1.25Vのスレッショルド検出器。
- アクティブローのマニュアルリセット入力。
MAX707/MAX708は、ウォッチドッグタイマの代わりにアクティブハイのリセットとなっている以外はMAX705/MAX706と同じです。MAX813Lについては、アクティブローRESETの代わりにRESETを備えている以外は、MAX705と同じです。
2種類の電源電圧監視レベルがあります。MAX705/MAX707/MAX813Lは電源電圧が4.65V以下、MAX706/MAX708では4.40V以下に低下した時に、リセットパルスを発生します。この4製品はすべて、8ピンDIP、SO、およびµMAX®パッケージで提供されています。
アプリケーション
- コンピュータ
- コントローラ
- クリティカルなµPの電源監視
- インテリジェント機器
製品カテゴリ
参考資料
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MAX813L Reliability Data1/12/2023PDF33K
設計リソース
アナログ・デバイセズでは、最高レベルの品質と信頼性を備えた製品を提供することに最大の力を常に注いでいます。これを実現するため、製品およびプロセスの設計のあらゆる観点で品質と信頼性のチェックを行っています。そして、それは、製造工程においても同様です。アナログ・デバイセズは常に、出荷製品の「ゼロ・ディフェクト」を目指しています。