MAX5931A
低電圧、トリプル、ホットスワップコントローラ/パワーシーケンサ/電圧トラッカ
低電圧電源用、シーケンス、トラッキング、または独立したオン/オフ制御を可能にするトリプル、ホットスワップコントローラ
製品の詳細
- 2.7V以上のいずれの入力電圧(VIN_)によっても、+1V~+15Vの電源に対して安全にホットスワップ
- 可変の回路ブレーカ/25mV~100mVの電流制限スレッショルド
- 構成可能なトラッキング、シーケンス、または独立動作モード
- VariableSpeed/BiLevel回路ブレーカ応答
- 内蔵チャージポンプによってnチャネルMOSFETゲートドライブを生成
- 起動時に突入電流をレギュレート
- オートリトライまたはラッチ付きフォルト管理
- プログラマブル低電圧ロックアウト
- ステータス出力によってフォルト/セーフ状態を表示
+1V~+15VのトリプルホットスワップコントローラのMAX5930A/MAX5931A/MAX5931Bは、マルチ電源システムの完全保護を提供します。これらの製品は、通電中のバックプレーンに対する回路カードの安全な挿抜を可能にします。これらのデバイスは、1つの電源が+2.7V以上の場合、+1V~+15Vの複数の電源をホットスワップします。入力電圧レイル(チャネル)は、順次ターンオン/オフ、相互トラッキング、または完全独立動作を行うように構成することができます。
回路カードの放電されたフィルタコンデンサは、通電中のバックプレーンに対してローインピーダンスになります。バックプレーンから回路カードへの大きな突入電流は、コネクタや部品を焼損し、バックプレーン電源を瞬時的に崩壊して、システムリセットになる可能性があります。ホットスワップコントローラのMAX5930A/MAX5931A/MAX5931Bは、基板がプラグインされると、出力電圧を緩やかに立ち上げて、プリセット制限値まで電流をレギュレートして、このような問題を防止し、システムを安全に安定化させることができます。起動サイクルが完了すると、内蔵コンパレータが短絡および過電流フォルトに対してVariableSpeed/BiLevel™保護を提供し、システムノイズと負荷過渡に対する耐性を提供します。
フォルト状態が発生すると、負荷は切断されます。MAX5930A/MAX5931A/MAX5931Bのフォルト管理モードは選択可能で、フォルト状態後にラッチ付きフォルトまたはオートリトライが可能です。
MAX5930A/MAX5931A/MAX5931Bは、外付け部品点数と設計時間を削減する多種多様なオプションを備えています。すべてのデバイスは、低コストの外付けnチャネルMOSFETのゲートを駆動するチャージポンプ、可変の起動タイマー、および可変の電流制限を内蔵しています。これらのデバイスは、起動電流レギュレーションおよび電流グリッチ保護などの機能を内蔵しているため、外付けタイミング抵抗やコンデンサは不要です。MAX5931Aは各チャネルにオープンドレイン、アクティブローステータス出力を提供し、MAX5931Bは各チャネルにオープンドレイン、アクティブハイステータス出力を提供し、MAX5930Aのステータス出力極性は選択可能です。
MAX5930Aは24ピンQSOPパッケージで提供され、MAX5931A/MAX5931Bは20ピンQSOPパッケージで提供されます。すべてのデバイスは、-40℃~+85℃の拡張温度範囲での動作が保証されています。
アプリケーション
- 基地局用ラインカード
- 活線挿抜ドータカード
- ネットワークスイッチ、ルータ、ハブ
- ポータブルコンピュータ機器ベイ(ドッキングステーション)
- 電源シーケンス/トラッキング
- RAID
- ソリッドステートブレーカ
ドキュメント
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
ハードウェア・エコシステム
最新のディスカッション
MAX5931Aに関するディスカッションはまだありません。意見を投稿しますか?
EngineerZone®でディスカッションを始める