MAX3396E
スピードアップ回路内蔵、±15kV ESD保護、大駆動電流のデュアル/クワッド/オクタル(8回路)レベル変換器
製品の詳細
- VCC_ラインのI/O上で±15kVのESD保護
- 方向設定端子不要で、双方向レベル変換
- VL_のI/OおよびVCC_のI/Oで10mAのシンク電流/15mAのソース電流能力
- スルーレート増大回路は、より大きい容量性負荷またはより大きい外付けプルアップ抵抗に対応
- 6Mbpsのプッシュプル/1Mbpsのオープンドレインの保証データレート
- 広い電源電圧範囲:VL上で最低+1.2V 、VCC上で最低+1.65Vの動作
- トライステート出力モードでは低消費電流(3µA typ)
- 低自己消費電流
- サーマルシャットダウン保護
- UCSP、TDFN、およびTQFNパッケージ
双方向レベル変換器のMAX3394E/MAX3395E/MAX3396Eは、マルチ電圧システムにおけるデータ転送に必要なレベルシフトを行います。内蔵スルーレート増大回路は10mAの電流シンクおよび15mAの電流ソースドライバを備え、容量性負荷をこれより低い能力の電流ドライバから分離します。オープンドレインのシステムにおいて、スルーレートの増大は、より大きいプルアップ抵抗とバス負荷容量の増大を可能として高速データレートを実現します。外部印加電圧であるVCCおよびVLによって、このデバイスのロジックハイレベルが設定されます。デバイスの一方のI/O側のロジックロー信号は、他方のI/Oではロジックロー信号として出現し、逆も同様です。それぞれのI/Oラインは内蔵プルアップ抵抗によってVCCまたはVLにプルアップされており、デバイスをプッシュプルまたはオープンドレイン型のドライバによって駆動することができます。
MAX3394E/MAX3395E/MAX3396Eは、トライステート出力モード、熱シャットダウン保護、およびVCC側に±15kVヒューマンボディモデル(HBM) ESD保護を備え、外部から信号を配信するアプリケーションでの保護を増強します。
MAX3394E/MAX3395E/MAX3396Eは+1.65V~+5.5VのVCC電圧、+1.2V~VCCのVLで動作するため、低電圧のASIC/PLDとこれより高い電圧システム間のデータ転送に最適です。MAX3394E/MAX3395E/MAX3396Eは、プッシュプルドライバの場合は6Mbps、オープンドレイン型ドライバの場合は1Mbpsの保証データレートで動作します。
MAX3394Eは、9バンプUCSP™および3mm x 3mmの8ピンTDFNパッケージで提供されるデュアルレベル変換器です。MAX3395Eは、12バンプUCSP、4mm x 4mmの12ピンTQFNパッケージで提供されるクワッドレベル変換器です。MAX3396Eは、20バンプUCSPおよび5mm x 5mmの20ピンTQFNパッケージで提供されるオクタル(8ch)レベル変換器です。MAX3394E/MAX3395E/MAX3396Eは、拡張温度範囲(-40℃~+85℃)で動作します。
アプリケーション
- 携帯電話
- 高速バスファンアウト拡張
- マルチ電圧双方向レベル変換
- オープンドレイン立上り時間加速
- SPI™、MICROWIRE™、およびI2Cレベル変換
- テレコム、ネットワーキング、サーバ、RAID/SAN
ドキュメント
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
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