MAX2839
2.3GHz~2.7GHz MIMOワイヤレスブロードバンドRFトランシーバ
業界初、2.3GHz~2.7GHzで動作する、シングルチップMIMO WiMAX RFトランシーバ
製品の詳細
- 広帯域動作:2.3GHz~2.7GHz
- MIMO用デュアルレシーバ、シングルトランスミッタ
- 完全なRFトランシーバ、PAドライバ、および水晶発振器
- Rxノイズ指数:2.3dB (レシーバ当り)
- 64QAM信号用Rx EVM:-35dB
- リニアOFDM送信パワー(64QAM):0dBm
- Txスペクトル放射マスク:-70dBr
- LOリーク:-35dBc
- 自動Rx DCオフセット補正
- -39dBcの総合位相ノイズのモノリシック低ノイズVCO
- プログラマブルなRx I/Qローパスチャネルフィルタ
- プログラマブルなTx I/Qローパスアンチエイリアスフィルタ
- ステップサイズが40Hzを下回るシグマ-デルタフラクショナルN PLL
- Tx利得制御範囲:62dB (1dBステップサイズ、デジタル制御)
- Rx利得制御範囲:95dB (1dBステップサイズ、デジタル制御)
- アナログRSSI瞬時ダイナミックレンジ:60dB
- 4線式SPIデジタルインタフェース
- I/Qアナログベースバンドインタフェース
- デジタルTx/Rxモード制御
- デジタル調整の水晶発振器
- 内蔵デジタル温度センサ読取り
- トランシーバ電源:+2.7V~+3.6V
- 低電力シャットダウン電流
- 小型56ピンTQFNパッケージ(8mm x 8mm x 0.8mm)
ダイレクトコンバージョン、ゼロIF、RFトランシーバのMAX2839は、2GHzの802.16e MIMOモバイルWiMAX®システム用に設計されています。このデバイスは、1つのトランスミッタと2つのレシーバを内蔵し、レシーバ間は40dBを超えるアイソレーションとなっています。MAX2839は、RFトランシーバ機能を構成するのに必要な全回路を集積し、RFからベースバンド受信へのパス/ベースバンドからRFへの送信パス、VCO、周波数シンセサイザ、水晶発振器、およびベースバンド/制御インタフェースを備えています。このデバイスは、40Hzを下回る周波数ステップの高速セトリング、シグマ-デルタRFシンセサイザと、TCXOの代わりに低コスト水晶が使用可能な水晶発振器を内蔵しています。また、このトランシーバICは、DCオフセットキャンセル回路、I/Q誤差回路、およびキャリアリーク検出回路も内蔵しています。ループバックモードを受信する内蔵トランスミッタによって、レシーバI/Qの不平衡キャリブレーションが可能です。局部発振器のI/Q直交位相誤差は、約0.125°ステップでデジタルに補正することができます。完全なワイヤレスブロードバンドRF無線ソリューションを構築するのに必要となるのは、RF帯域通過フィルタ(BPF)、水晶、RFスイッチ、PA、およびわずかな受動部品のみです。
MAX2839は、すべての2GHzおよび802.16eプロファイル/WIBROに対しては、レシーバとトランスミッタの両方にプログラマブルなモノリシックフィルタを内蔵しているため、外付けのSAWフィルタがまったく不要です。ベースバンドフィルタ、およびRxとTx信号パスは、厳しいノイズ指数とリニアリティ仕様に適合するように最適化されています。このデバイスは、最大2048 FFT OFDMをサポートし、3.5MHz~20MHzのRFチャネル帯域幅用の設定可能なチャネルフィルタを構成します。このトランシーバのTx-Rxスイッチング時間はわずか2µsです。このICは、8mm x 8mm x 0.8mmの小型56ピンTQFNパッケージで提供されます。
アプリケーション
- MRCまたはMIMOダウンリンク付き、802.11gまたはn WLAN
- 802.16eモバイルWiMAXシステム
- 韓国WiBroシステム
- 専有ワイヤレスブロードバンドシステム
ドキュメント
これは最新改訂バージョンのデータシートです。