MAX20810
新規設計に推奨10A、2MHz、2.7V~16Vの統合型降圧スイッチング・レギュレータ(PMBus搭載)
PMBusによる遠隔測定に対応した、業界で最も小型・最高速の10A降圧スイッチング・レギュレータでコンパクトな電力設計を実現
- 製品モデル
- 2
- 1Ku当たりの価格
- 最低価格:$2.93
製品の詳細
- 少ない部品数による高い電力密度
- 小型4.3mm x 6.55mm、16ピン、FC2QFNパッケージ
- 内部補償
- バイアス生成用の内蔵LDOによる単電源動作
- 広い動作範囲
- 入力電圧範囲:2.7V~16V
- 出力電圧範囲:0.4V~5.8V
- スイッチング周波数:500kHz~2MHzで設定可能
- ジャンクション温度範囲:-40°C~+125°C
- 性能と効率を最適化
- 93.8%のピーク効率(VDDH = 12V、VOUT = 1.8V)
- 外部バイアス入力電源(オプション)により高効率を実現
- 負荷過渡応答を改善するAMS
- 差動リモート検出
- PMBusインターフェース
- 0.4V~0.8Vのリファレンス範囲の適応型電圧スケーリング
- 出力電流、出力電圧、入力電圧、ジャンクション温度をPMBusで遠隔測定
MAX20810は、PMBusインターフェースを備えた完全統合型、高効率の降圧DC/DCスイッチング・レギュレータです。このデバイスは2.7V~16Vの入力電源で動作し、出力を0.4V~5.8Vに調整して、最大10Aの負荷電流を供給できます。
このデバイスのスイッチング周波数は、500kHz~2MHzの範囲内で設定可能であり、サイズと性能という観点で設計を最適化できます。
MAX20810には、内部補償による固定周波数の電流モード制御が使用されています。このICには、選択可能な高度な変調方式(AMS)が採用されており、高速負荷過渡応答の性能が向上します。動作設定と設定可能な機能は、ピンストラップ抵抗をPGM_ピンからグラウンドに接続するか、PMBusコマンドを使用することで選択できます。
このICには、ゲート・ドライブ(VCC)と内部回路(AVDD)に給電する1.8V LDO出力が内蔵されています。また、オプションのLDO入力ピン(LDOIN)も備えているので、2.5V~5.5Vのバイアス入力電源を接続することで、効率を最適化できます。
このICは、正側および負側の過電流保護、出力過電圧保護、過熱保護など、堅牢な設計を確保するための複数の保護機能を備えています。
このデバイスは4.3mm x 6.55mmのFC2QFNパッケージを採用しています。-40°C~+125°Cのジャンクション温度での動作がサポートされます。MAX20810は、MAX20815およびMAX20830とフットプリント互換です。
アプリケーション
- データ・センターの電源
- 通信装置
- ネットワーク機器
- サーバーおよびストレージ
- ポイントオブロード電圧レギュレータ
ドキュメント
データシート 2
ユーザ・ガイド 1
製品モデル | ピン/パッケージ図 | 資料 | CADシンボル、フットプリント、および3Dモデル |
---|---|---|---|
MAX20810AFE+ | 16-LFCSP-6.55X4.3X0.7 | ||
MAX20810AFE+T | 16-LFCSP-6.55X4.3X0.7 |
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
ハードウェア・エコシステム
製品モデル | 製品ライフサイクル | 詳細 |
---|---|---|
MAX20710 | 製造中 | 集積型、ステップダウンスイッチングレギュレータ、PMBus内蔵 |
ツールおよびシミュレーション
EE-Sim® パワー・ツール 1
EE-Sim DC/DC変換ツールは、ユーザの条件を利用し、回路図、市販部品を含む部品表、時間および周波数領域のシミュレーションなどを完備した電源設計を短時間で作成します。SIMPLISおよびSIMetrix SPICEエンジンを使った、スタンドアロンのEE-Sim OASISシミュレータで、カスタマイズした回路図をダウンロードし、さらなる分析が可能です。
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