MAX17003A
ノートブックコンピュータ用、高効率、クワッド出力、メイン電源コントローラ
最適なインタリーブとした固定周波数によって最小入力電圧から最大26Vまで入力リップル電流を最小限に抑制
製品の詳細
- 固定周波数、電流モード制御
- 40/60の最適なインタリーブ
- 内蔵BSTスイッチ
- 内蔵5V、100mAリニアレギュレータ
- 補助リニアレギュレータドライバ(12Vまたは最低1Vまで可変)
- Dual Mode™フィードバック—3.3V/5Vの固定、または可変出力電圧
- スイッチング周波数:200kHz/300kHz/500kHz
- 低電圧と過熱保護
- 過電圧フォルト保護(MAX17003Aのみ)
- 入力範囲:6V~26V
- リファレンス出力:2V ±0.75%
- 個別のイネーブル入力およびパワーグッド出力
- ソフトスタートおよびソフト放電(電圧ランプ)
- シャットダウン電流:8µA (typ)
MAX17003A/MAX17004Aは、同期整流を行うデュアルステップダウン、スイッチモード電源(SMPS)コントローラで、バッテリ駆動システムにおいて5V/3.3Vのメイン電源を生成するように設計されています。最適なインタリーブとした固定周波数動作によって、最小入力電圧から26Vの最大入力まで入力リップル電流が最低限に抑制されます。40/60の最適なインタリーブとするため、入力が10Vを下回るとデューティサイクルのオーバラップが発生する180°逆位相レギュレータに比べて、デューティサイクルのオーバラップが発生する前に入力電圧を最低8.3Vまで下げることができます。
精度の高い検出抵抗または無損失のインダクタDCR電流検出を使用する出力電流検出によって、ピーク電流制限保護が提供されます。低ノイズモードでは、スイッチング周波数を可聴範囲外に維持しながら、高い軽負荷効率が確保されます。
内蔵の5V固定、100mAリニアレギュレータは、MAX17003A/MAX17004Aおよびそのゲートドライバのほかに、外部キープアライブ負荷に給電します。メインPWMレギュレータがレギュレーションの範囲内であるときは、自動ブートストラップスイッチは内蔵リニアレギュレータをバイパスし、最大200mAの電流を供給します。外付けpnpトランジスタを使用するもう1つの可変リニアレギュレータドライバは2次巻線を使用して、12V電源を供給するか、またはメイン出力から直接駆動して最低1Vの低電圧出力を生成することができます。
個別のイネーブル制御およびパワーグッド信号によって、フレキシブルな電源シーケンスが可能です。電圧ソフトスタートは出力電圧を緩やかに上昇させ、突入電流を低減し、またソフト放電は出力電圧を緩やかに下降させ、負の電圧降下を防止します。MAX17003A/MAX17004Aは、出力低電圧保護と過熱保護を備えています。また、MAX17003Aは出力過電圧フォルト保護も備えています。
MAX17003A/MAX17004Aは、5mm x 5mmの32ピンTQFNパッケージで提供されます。裏面エクスポーズドパッドによって、要件の厳しいリニアキープアライブアプリケーションの熱特性が向上します。
アプリケーション
- 2~4 Li+ (リチウムイオン)セルのバッテリ駆動デバイス
- 主電源
- ノートブックおよびサブノートブックコンピュータ
- PDAおよびモバイル通信機器
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