LTC6752
新規設計に推奨レール・トゥ・レール入力およびCMOS出力を備えた280MHz、2.9nsコンパレータ・ファミリ
製品の詳細
- 切り替え速度が非常に高速:280MHz
- 短い伝播遅延時間:2.9ns
- レール・トゥ・レール入力を両方のレールを超えて拡張
- 出力電流供給能力:±22mA
- 低静止電流:4.5mA
- LTC6752ファミリ共通の特長:
- 入力電源電圧:2.45V~5.25V、出力電源電圧:1.71V~3.5V(個別電源オプション)
- 電源電圧:2.45V~3.5V(単電源オプション)
- シャットダウン・ピンによる消費電力の低減
- 出力ラッチと調整可能なヒステリシス
- 相補出力
- パッケージ:TSOT-23、SC70、MSOP、3mm × 3mm QFN
- ADCMP60Xファミリをそのまま置き換え
- 動作温度範囲:–40℃~125℃
LTC6752は、最大280MHzの切り替え速度をサポートできる非常に高速のコンパレータ・ファミリです。これらのコンパレータは、伝播遅延時間が2.9nsと短く、立ち上がり時間/立ち下がり時間が1.2nsと高速です。LTC6752ファミリには、オプション(個別の入力電源と出力電源、シャットダウン、出力ラッチ、調整可能なヒステリシス、相補出力、およびパッケージ)が異なる製品が合計5品種あります。
すべてのLTC6752コンパレータはレール・トゥ・レール入力を備えており、その最小動作電圧は2.45Vで、最大動作電圧はオプションによって3.5Vまたは5.25Vです。出力はCMOSで、個別電源オプションでは最小1.71Vで動作でき、1.8Vロジック・デバイスとのインタフェース を直接とることができます。
伝播遅延時間がわずか2.9nsと短く、しかもその分散がわずか1.8ns(オーバードライブの変化は10mV~125mV)と小さいので、これらのコンパレータはタイミングが肝要なアプリケーションの優れた選択肢となります。同様に、切り替え速度が高速でRMSジッタが4.5ps(100mVP-P、100MHzの入力時)と小さいので、LTC6752ファミリは高周波ライン・ドライバやクロック信号復元回路に最適です。
アプリケーション
- クロックとデータの復元
- レベルシフト処理
- 高速データ収集システム
- ウィンドウ・コンパレータ
- 高速ライン・レシーバ
- 高速水晶発振器
- 飛行時間測定
- 時間領域反射測定
ドキュメント
データシート 2
信頼性データ 1
技術記事 1
ビデオ 1
製品セレクタ・カード 1
プレス・リリース 1
ソリューション・カタログ 1
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
ソフトウェア・リソース
必要なソフトウェア/ドライバが見つかりませんか?
ドライバ/ソフトウェアをリクエストツールおよびシミュレーション
LTspice 1
下記製品はLTspiceで使用することが出来ます。:
- LTC6752
- LTC6752-2
- LTC6752-3
LTspice®は、無料で提供される強力で高速な回路シミュレータと回路図入力、波形ビューワに改善を加え、アナログ回路のシミュレーションを容易にするためのモデルを搭載しています。