LT6023
新規設計に推奨デュアル、マイクロパワー、1V/μs高精度レール・トゥ・レール出力アンプ
製品の詳細
- 優れたスルーレートと電力の比
- スルーレート:1V/μs
- 最大電源電流:20μA/アンプ
- 最大オフセット電圧:30μV
- 最大オフセット電圧ドリフト:2.9μV/°C
- ダイナミック入力インピーダンスが高い
- シャットダウンからの復帰が迅速
- 最大入力バイアス電流:3nA
- 出力位相の反転なし
- 利得帯域幅積:40kHz
- 広い規定電源電圧範囲:3V~30V
- 動作温度範囲:–40℃~125℃
- レール・トゥ・レール出力
- DFNパッケージおよびMS8パッケージ
LT6023は、低消費電力でスルーレートの高い高精度オペアンプです。このアンプが備える独自開発の回路構成により、精度やセトリング時間を損なうことなく、静止状態での電力損失を低く抑えて優れたスルーレート特性を示します。さらに、独自の入力段回路により、最大5Vの入力電圧ステップ発生時に高い入力インピーダンスを維持できます。高精度仕様と高速セトリング特性を兼ね備えているので、このデバイスは多重化アプリケーションに最適です。
LT6023は静止電流が少なく、最小3Vの低電圧電源で動作できるので、携帯用システムに便利です。LT6023-1は、標準的な電源電流を800nAまで低減するシャットダウン・モードを備えています。
LT6023は、小型の8ピンDFNパッケージ、および8ピンMSOPパッケージで供給されます。LT6023-1は10ピンDFNパッケージで供給されます。
アプリケーション
- 高精度信号処理
- D/Aコンバータ・アンプ
- 多重化A/Dコンバータ・アプリケーション
- 低消費電力の携帯用システム
- 低消費電力のワイヤレス・センサ・ネットワーク
ドキュメント
データシート 2
信頼性データ 1
技術記事 1
プレス・リリース 1
製品セレクタ・カード 1
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
ソフトウェア・リソース
必要なソフトウェア/ドライバが見つかりませんか?
ドライバ/ソフトウェアをリクエストツールおよびシミュレーション
アナログ・フォトダイオード・ウィザード
フォトダイオード・ウィザードを使用すると、フォトダイオードと接続するトランス・インピーダンス・アンプ回路を設計できます。ツールに含まれるライブラリからフォトダイオードを選択するか、カスタムのフォトダイオード仕様を入力してください。帯域幅、ピーキング(Q)、ENOB/SN比間のトレードオフをすばやく確認できます。回路パラメータを変更すると、パルス応答、周波数応答、ノイズ・ゲインのプロットですぐに結果を確認できます。
ツールを開くアナログ・フィルタ・ウィザード
アナログ・フィルタ・ウィザードを使用すれば、実際のオペアンプを使ってローパス、ハイパス、バンドパスのフィルタを数分で設計できます。設計プロセスを進めながら、理想的な仕様から実際の回路動作まで、フィルタ設計の特性を観察できます。ゲイン帯域幅、ノイズ、電源電流などのオペアンプ仕様のトレードオフをすばやく評価し、要件に最適なフィルタ設計を決定できます。
ツールを開くSignal Chain Designer
Signal Chain Designerは、複雑な高精度シグナル・チェーンの構築、シミュレーションを行うために設計されたウェブベースのツールです。PCBを作成する前に、伝達関数、ノイズ、消費電力、入力範囲、DCエラーなど、回路の性能を確認できます。さまざまな部品やアーキテクチャを素早く試すことができます。シグナル・チェーンはLTspiceにエクスポートして更に解析を行うことができます。
ツールを開く