ADV7671A

新規設計に推奨

48Gbps HDMI 1:1トランシーバー

利用上の注意

本データシートの英語以外の言語への翻訳はユーザの便宜のために提供されるものであり、リビジョンが古い場合があります。最新の内容については、必ず最新の英語版をご参照ください。

なお、日本語版のデータシートは基本的に「Rev.0」(リビジョン0)で作成されています。そのため、英語版が後に改訂され、複数製品のデータシートがひとつに統一された場合、同じ「Rev.0」の日本語版のデータシートが異なる製品のデータシートとして表示されることがあります。たとえば、「ADM3307E」の場合、日本語データシートをクリックすると「ADM3311E」が表示されます。これは、英語版のデータシートが複数の製品で共有できるように1本化され、「ADM3307E/ADM3310E/ADM3311E/ADM3312E/ADM3315E」(Rev.J)と改訂されたからで、決して誤ってリンクが張られているわけではありません。和文化されたデータシートを少しでも有効に活用していただくためにこのような方法をとっておりますので、ご了解ください。

アナログ・デバイセズ社は、提供する情報が正確で信頼できるものであることを期していますが、その情報の利用に関して、あるいはその利用によって生じる第三者の特許やその他の権利の侵害に関して一切の責任を負いません。また、アナログ・デバイセズ社の特許または特許の権利の使用を明示的または暗示的に許諾するものでもありません。仕様は予告なしに変更する場合があります。本紙記載の商標および登録商標は、各社の所有に属します。

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製品情報

  • 1入力、1出力のHDMIトランシーバー
    • 最大8k60 YCbCr 4:2:0 12ビットのビデオをサポート
    • 最大8k30 RGB/YCbCr 4:4:4/4:2:2 12ビットのビデオをサポート
    • 最大4k120 4:4:4 12ビットの高フレーム・レート・ビデオをサポート
  • HDMIレシーバー
    • 最大48Gbps FRLをサポート
    • 最大18Gbps TMDSビデオをサポート
    • eARCトランスミッタ
    • オンチップの4ブロックEDID SRAM(APIを通じて外部MCUホスト・プロセッサから管理)
  • HDMIトランスミッタ
    • 最大48Gbps FRLをサポート
    • 最大18Gbps TMDSビデオをサポート
    • eARCレシーバー
  • HDCP
    • HDCP 1.4とHDCP 2.3をサポート
    • トランスミッタ・ポートおよびレシーバー・ポートごとに独立したHDCPをサポート
    • 完全統合型のHDCP 1.4およびHDCP 2.3リピータ・モード
    • 内蔵OTPメモリに鍵を保存
  • オーディオ
    • オーディオ抽出ポートと挿入ポート
    • 6チャンネル、1ビット・オーディオをサポート
    • 8チャンネル、192kHz、24ビットLPCMオーディオをサポート
    • 24.576Mbps IEC 61937圧縮オーディオをサポート
  • ビデオ
    • FRL-TMDSおよびTMDS-FRLのモード変換
    • VRR、QFT、QMS、ALLMパススルーをサポート
    • ダイナミックHDRパススルーをサポート(HDMIダイナミックHDRメタデータ、HDR10+、Dolby Visionを含む)
    • DSC 1.2a圧縮ビデオ・パススルーをサポート
  • 2Dおよび3Dビデオ形式でテキストとアイコンをオーバーレイできる文字およびアイコンベースのOSD
  • CEC 2.0
  • HDMI 1.4a、HDMI 1.4b、HDMI 2.0、HDMI 2.1準拠、およびDVI互換トランシーバー

ADV7671Aは、高精細マルチメディア・インターフェース(HDMI®)トランシーバーです。

ADV7671Aは、48Gbpsの固定レート・リンク(FRL)と18Gbpsの遷移時間最短差動信号伝送方式(TMDS)ビデオ・レートをサポートしています。ADV7671Aは、1個のHDMIレシーバー・ポート、1個のHDMIトランスミッタ・ポート、1個のオーディオ入力ポート、1個のオーディオ出力ポート、1個の拡張オーディオ・リターン・チャンネル(eARC)インターフェースを備えています。

HDMIレシーバーとトランスミッタは、最大で非圧縮の8k、60Hz(8k60)YCbCr 4:2:0 12ビット・ビデオ、8k、30Hz(8k30)RGB 12ビット・ビデオ、4k、120Hz(4k120)RGB 12ビットの高フレーム・レート・ビデオをサポートし、Digital Visual Interface(DVI)との互換性があります。

オーディオ入出力ポートは、192kHzで8チャンネル、96kHzで16チャンネル、48kHzで32チャンネルのリニア・パルス・コード変調(LPCM)をサポートしています。ADV7671Aのオーディオ・ポートは圧縮オーディオ形式もサポートしています。

eARCインターフェースは、eARCトランスミッタまたはeARCレシーバーとして設定できます。eARCインターフェースは、8チャンネル、192kHz LPCMオーディオと高ビット・レート・オーディオ(HBR)圧縮オーディオ形式(1ビットDirect Stream Digital®(DSD)オーディオ、Dolby Atmos、Dolby TrueHD、DTS-HDを含む)をサポートしています。

ADV7671Aは、HDMIダイナミックHDR、HDR10+、Dolby Vision用にディスプレイ・ストリーム圧縮(DSC)1.2aデータ・パススルーと高ダイナミック・レンジ(HDR)メタデータ・パススルーをサポートしています。

ADV7671Aは、プレミアム・コンテンツの配信を保護するため、広帯域幅デジタル・コンテンツ・プロテクション(HDCP)2.3仕様をサポートしています。HDCP 2.3はHDCP 2.2と下位互換性があり、レガシー・デバイスとの相互運用性を確保するためにHDCP 1.4をサポートします。

ADV7671Aには、高品質な文字およびアイコンを使用したシステム・ステータスとコントロールの表示を作成・制御できるオンスクリーン・ディスプレイ(OSD)ジェネレータが内蔵されています。このOSDは、最大8k/10kの非圧縮ビデオ形式でオーバーレイできます。

ADV7671Aは、高レベル・ホスト・コントローラ・アプリケーション・プログラミング・インターフェース(API)を使用してI2C/シリアル・ペリフェラル・インターフェース(SPI)を通じて設定されます。

ADV7671Aは、露出パッド付きの108ピン・リード・フレーム・チップ・スケール・パッケージ(LFCSP)を採用しており、0°C~70°Cの温度範囲で動作するように仕様規定されています。

ADV7671Aの試用または購入をご希望のお客様は、HDMI 2.1採用企業としてHDMI Licensing Administrator, Inc.からライセンスを取得するか、HDCP 2.x採用企業としてDigital Content Protection, LLC(DCP)からライセンスを取得する必要があります。

アプリケーション

  • オーディオ・ビデオ・レシーバー
  • サウンドバー

ADV7671A
48Gbps HDMI 1:1トランシーバー
ADV7671A Functional Block Diagram
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