ADP2109
製造中止ステップダウン・コンバータ、600mA、小型、3MHz、出力放電機能付き
製品の詳細
- 最大効率: 95%
- 放電スイッチ機能
- 3 MHz 固定周波数動作
- 標準時静止電流: 18 µA
- 最大負荷電流: 600 mA
- 入力電圧範囲: 2.3 V to 5.5 V
- 小型マルチレーヤ・インダクタとコンデンサの使用
- 高速負荷応答とライン・トランジエントのための電流モード・アーキテクチャ
- 100% デューティサイクル、ロードロップアウト・モード
- 内部同期式整流器
- 内部補正回路
ADP2109は高効率、低静止電流のステップダウンDC-DCコンバータで、内部に出力コンデンサの放電を自動的に行う放電用スイッチを内蔵しており、超小型5ボールのWLCSPパッケージで供給されます。
この製品は完全な回路を構成するために、わずか3つの外付け部品のみを必要とします。この製品は、アナログ・デバイセズ社独自の高速電流モードと一定の周波数を持ったPWM制御方式を用いており、優れた安定性と過渡応答を実現しています。ポータブルアプリケーションにおいて最長のバッテリ寿命を確保するために、ADP2109は、軽負荷時の条件下では、スイッチング周波数を低減するパワーセーブ・モードを備えています。
ADP2109は2.3V~5.5Vの入力電圧で動作します。これによって単一のリチウムまたはリチウム・ポリマーセル、アルカリまたはNiMHのマルチセル、PCMCIA、USBあるいはその他の標準電源などで使用可能となっています。600mAの最大負荷電流は入力電圧範囲全体に渡って達成可能です。
ADP2109は、1.8V、1.2V と1.0Vの固定出力が用意されています。全てのバージョンには、内部パワースイッチと外付け部品数の最小化と高効率のための同期式整流器が含まれています。ADP1209は内部ソフトスタートを備えており、内部的に補正されています。ロジックで制御されるシャットダウン中は、入力が出力から切り離され、入力源からは0.1µA以下しか流れないようになっています。
その他の主な特長として、バッテリのディープ放電を避けるためのアンダー電圧ロックアウト機能、スタートアップ時の入力電流オーバーシュートを避けるためのソフトスタート機能があります。
ADP2109は、ADP2108と同じ機能と動作を提供し、追加機能としてWLCSPパッケージに放電用スイッチが追加されています。
アプリケーション
- PDAとパームトップコンピュータ
- ワイヤレスハンドセット
- デジタルオーディオ、ポータブル·メディア·プレーヤ
- デジタルカメラ、GPSナビゲーションユニット
ドキュメント
よく聞かれる質問 1
製造中止品のデータシート 1
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
ツールおよびシミュレーション
LTspice 1
下記製品はLTspiceで使用することが出来ます。:
- ADP2109-1.0
- ADP2109-1.1
- ADP2109-1.2
- ADP2109-1.3
- ADP2109-1.5
- ADP2109-1.8
- ADP2109-1.82
- ADP2109-2.3
- ADP2109-2.5
- ADP2109-3.0
- ADP2109-3.3
ADP21xx Buck Regulator Design Tool
Microsoft Excel download tool from ADIsimPower to generate a power supply design complete with a schematic, bill of materials, and performance specifications.
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LTspice®は、無料で提供される強力で高速な回路シミュレータと回路図入力、波形ビューワに改善を加え、アナログ回路のシミュレーションを容易にするためのモデルを搭載しています。