製品概要
機能と利点
- レシーバ入力ピンに±15 kVのESD保護機能を内蔵
- スイッチング・レート: 400 Mbps (200 MHz)
- フロー・スルー・ピン配置によりPCBレイアウトを簡素化
- チャンネル間スキュー: 150 ps (typ)
- 差動スキュー: 100 ps (typ)
- 電源電圧: 3.3 V
- パワーダウン時に高インピーダンス出力
- 低消費電力デザイン:静止時3 mW (typ)
- 既存の5 V LVDSドライバと互換
- 310 mV (typ)の小振幅差動入力信号レベルを許容
製品概要
ADN4668は、クワッド・チャンネルのCMOS低電圧差動シグナリング(LVDS)ライン・レシーバであり、400 Mbps (200 MHz)を超えるデータ・レートと超低消費電力を提供します。フロー・スルー・ピン配置を採用しているため、PCBレイアウトおよび入力信号と出力信号の分離が容易になります。
このデバイスは低電圧(310 mV typ)差動入力信号を入力して、シングルエンドの3 V TTL/CMOSロジック・レベルへ変換します。
ADN4668は4個のレシーバを制御するアクティブ・ハイとアクティブ・ローのイネーブル/ディスエーブル入力(ENとEN)を持っています。これらの信号は、レシーバをディスエーブルし、出力を高インピーダンス状態に切り替えます。 この高インピーダンス状態により、1個または複数のADN4668の出力をマルチプレクスすることができるため、静止消費電力を3 mW (typ)まで削減することができます。
ADN4668とこれと対になるLVDSドライバの組み合わせは、高速な1対1データ伝送に対する新しいソリューションを提供し、ECL (emitter-coupled logic)またはPECL (positive emitter-coupled logic)に対する低消費電力の代替品を提供します。
アプリケーション
- 1対1データ送信
- マルチドロップ・バス
- クロック分配回路
- バックプレーン・レシーバ
製品ライフサイクル
製造中
この製品ファミリーの1つ以上の型番が生産/供給中です。新規の設計に適していますが、より新しい代替製品を提供している場合があります。