ADL5303

新規設計に推奨

LOG変換器、160dBレンジ(100pA~10mA

利用上の注意

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製品情報

  • 光ケーブル用フォトダイオード・インターフェース向けに最適化
  • 動作範囲:8ディケード
  • 対数適合誤差:1nA~1mAで0.1dB
  • 単電源電圧動作:3.0V~5.5V
  • 完全で温度に対して安定
  • 正確なレーザー・トリムによるスケーリング
  • 対数スロープ:10mV/dB@VLOGピン
  • 基本対数インターセプト:100pA
  • スロープとインターセプトの調整が容易
  • 出力帯域幅:10MHz、
    スルーレート:15V/μs
  • 小型の16ピン・パッケージ(LFCSP)を採用
  • 低消費電力:約4.5mAの静止電流(イネーブル時)

ADL5303は、モノリシックの対数検出器で、光ケーブル・システムの低周波信号パワー計測用に最適化されており、多機能な使いやすい形状で大きなダイナミック・レンジを提供します。この広い計測範囲と高精度は、独自のデザイン技術と高精度レーザー・トリミングを使って実現されています。ADL5303は、単一の正側電源、5VのVPSのみを必要とします。低い電源電圧で使用する場合、対数スロープは使用可能なスパンに合わせて変更できます。静止電流が小さく、かつチップ・ディスエーブル機能があるため、バッテリ駆動のアプリケーションで使用することができます。

入力電流IPDは最適スケールされたNPNトランジスタのコレクタに流入し、低オフセットJFETアンプに対する帰還パスに接続されます。電流加算入力ノードは、電流に無関係なデフォルト値の0.5V(これは広い範囲にわたって調整可能とすることもできます)の一定電圧で動作します。非常に小さい光入力レベルでのフォト・ダイオードの暗電流を小さくするために適応型バイアス方式が採用されています。VPDBピンに、フォトダイオードの両端に、IPD=100pAにするために、約0.1Vの逆方向バイアスを印加すると、IPD=10mA時では、より高いパワー・レベルで応答時間が改善され、2.0Vの逆方向バイアとなり直線的に増加します。入力ピンINPTは、加算ノードでの電圧に繋がる、VSUMのガードされたピンにより、保護されます。デバイスの露出パッドとVSUMピンの接続によって、INPTピン内へのリーケージを最小化するための連続的なガードを提供します。

VLOG出力での対数スロープのデフォルト値は、内部の5kΩ抵抗によって設定されています。対数スロープは、外部のシャント抵抗で低くすることができ、またバッファとペアの外部フィードバック抵抗を使って増加することができます。VLOGピンにコンデンサを追加することで、簡単なローパス・フィルタを提供します。中間電圧、VLOGは、グラウンドと正側電源、VPS、の約100mV以内まで振幅する事のできる出力段で、バッファされており、±20mAのピーク電流駆動能力を提供します。また、内蔵の2V電圧リファレンスは、インターセプトを変更することもできます。トランスリニアなログアンプで帯域幅を広げると、入力電流がわずかに増加する性質があります。IPD=1nAレベルでのADL5303の帯域幅は約2kHzですが、この帯域幅はIPDに比例して最大値10MHzまで広がります。

アプリケーション

  • 高精度、光パワー計測
  • 広範囲なベースバンド対数圧縮
  • APCループ用の多機能検出器

ADL5303
LOG変換器、160dBレンジ(100pA~10mA
ADL5303-fbl ADL5303 Pin Configuration
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  • ADL5303
LTspice

LTspice®は、無料で提供される強力で高速な回路シミュレータと回路図入力、波形ビューワに改善を加え、アナログ回路のシミュレーションを容易にするためのモデルを搭載しています。

 


評価用キット

EVAL-ADL5303

ADL5303 Evaluation Board

製品詳細

The board is factory set for photoconductive mode with a buffer gain of unity, providing a slope of 10 mV/dB and an intercept of 100 pA. By substituting resistor and capacitor values, all of the application circuits presented in the ADL5303 data sheet can be evaluated.

EVAL-ADL5303
ADL5303 Evaluation Board

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