AD9985
新規設計には非推奨フラット・パネル・ディスプレイ用の110MSPS / 140MSPSアナログ・インターフェース
製品情報
- クランプ・レベルの自動調整
- 140MSPSの最大変換レート
- 300MHzのアナログ帯域幅
- 0.5~1.0Vのアナログ入力レンジ
- 110MSPSでPLLクロックのジッタが500ps p-p
- 3.3V電源
- 完全同期処理
- ホット・プラグのための同期検出
- ミッドスケール・クランピング
- パワーダウン・モード
- 低消費電力:500mW(typ)
- 4:2:2出力フォーマット・モード
AD9985は、パーソナル・コンピュータやワークステーションからのRGBグラフィック信号の取込み用に最適化された、フル機能の8ビット140MSPSモノリシック・アナログ・インターフェースです。140MSPSのエンコード・レート能力と300MHzのフルパワー・アナログ帯域幅によって、最大SXGA(75Hzで1280×1024)の分解能が可能です。
AD9985には、1.25Vの内部リファレンス付き140MHzトリプルADC、PLL、ゲイン / オフセット / クランプのプログラマブル制御が組み込まれています。ユーザーが用意するものは、3.3Vの電源、アナログ入力、Hsync信号とCOAST信号だけです。スリーステートCMOS出力は2.5~3.3Vで駆動できます。
AD9985のオンチップPLLは、Hsync入力からピクセル・クロックを生成します。ピクセル・クロックの出力周波数範囲は12~140MHzです。PLLクロックのジッタは、140MSPSで500ps p-p(typ)になります。PLLは、COAST信号が存在すると、Hsyncのない状態でこの出力周波数を維持します。サンプリング位相は調整できます。データ、Hsync、クロック出力位相の関係を保つことができます。AD9985は、複合同期アプリケーションとシンクオングリーン・アプリケーションのための完全同期処理も可能です。
クランプ信号は内部で生成しますが、CLAMP入力ピンから供給することもできます。このインターフェースは、2線式シリアル・インターフェースで完全にプログラム可能です。
AD9985は先端的なCMOSプロセスで製造されており、省スペースの80ピンLQFP表面実装プラスチック・パッケージを採用しています。-40~+85℃の温度範囲で仕様が規定されています。
アプリケーション
- RGBグラフィック処理
- LCDモニタとプロジェクタ
- プラズマ・ディスプレイ・パネル
- スキャン・コンバータ
- マイクロディスプレイ
- デジタル・テレビ
ドキュメント
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
ソフトウェア・リソース
評価用ソフトウェア 1
AD988x Evaluation Tools Software Program
ハードウェア・エコシステム
| 製品モデル | 製品ライフサイクル | 詳細 |
|---|---|---|
| ADV7842 | 新規設計に推奨 | デュアルHDMI1.4スイッチング・レシーバ、ビデオ/グラフィックス・デジタイザおよび3Dコンボ・フィルタ・デコーダ付、12ビット、170MHZ |