AD9772A

新規設計には非推奨

D/Aコンバータ、160MSPS、14ビット、×2インターポレーション・フィルタ付、TxDAC＋®

データシート (Rev. C) 製品セレクション・テーブル
利用上の注意

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製品情報

  • 単一3.1～3.5V電源駆動
  • 14ビット分解能D/Aコンバータ
  • 160MSPS入力データレート
  • 67.5MHzリコンストラクション・パス・バンド＠160MSPS
  • SFDR：74dBc＠25MHz
  • 低消費電力：250mW
  • パワーダウン・モード：13mW
  • 48ピンLQFPパッケージ
  • 詳細はデータシートをご参照ください。

AD9772Aは、非常に高いダイナミックレンジが要求されるベースバンドまたはIF信号波形再構成アプリケーション向けに性能が最適化された、単電源のオーバーサンプリング14ビットD/Aコンバータ（DAC）です。最新のCMOSプロセスで製造されており、2倍のデジタル・インターポレーション・フィルタとクロック乗算器を内蔵するフル機能の低歪み14ビットDACになっています。オンチップのPLLクロック乗算器から、デジタル・フィルタと14ビットDACの動作に必要なすべてのクロックを供給します。柔軟性の高い差動クロック入力によって、シングルエンドまたは差動のクロック・ドライバ動作が可能で、ジッタ性能を最適化します。

ベースバンド・アプリケーションにおいて、2×のデジタル・インターポレーション･フィルタは、ローパス応答を提供しますので、アナログの再構築フィルタの複雑さにおいて3倍ほどの軽減を提供することになります。これは、入力データレートが係数2によって乗算されることになり、オリジナルのアッパー・インバンドのイメージが73dB以上抑圧されます。ダイレクトIFアプリケーションにおいては、2×のデジタル・インターポレーション・フィルタの応答は、アッパー・インバンド・イメージを選択するような再構築（つまり、ハイパス応答）ができ、一方オリジナル・ベースバンドのイメージが抑圧されます。ダイレクトIFアプリケーションにおける高域IFイメージの信号レベルとそれらパスバンドの平坦性を増加させるために、A9772Aは、ゼロ・スタッフィング・オプションを特長としており、これによって2×のインターポレーション・フィルタの後のデータは、ミッドスケール・データ・サンプルの挿入による2の係数によってアップサンプリングされます。

AD9772Aは、最大67.5MHzまでの帯域幅でフルスケール波形を再構築でき、一方160MSPSの入力データレートで動作します。14ビットのDACは差動電流出力を提供し、差動またはシングルエンドのアプリケーションをサポートします。

セグメント化電流源アーキテクチャと弊社独自のスイッチング技術が組合せられており、スプリアス成分が削減され、ダイナミック性能が強化されています。2つの電流出力間のマッチングは、差動出力構成におけるダイナミック性能の強化が確保されます・差動電流出力は、トランスまたは、適切な抵抗性負荷を使ってシングルエンド出力電圧を得るように接続された差動オペアンプに供給することができます。

内蔵のバンド・ギャップ・リファレンスと制御アンプは、精度および柔軟性を最大化するように構成されています。AD9772Aは、内蔵のリファレンスまたは種々の外付けリファレンス電圧によって、駆動させることができます。AD9772Aのフルスケール電流は、2mA～20mAの範囲にわたって調整可能で、さらにそれ以上のゲイン範囲も可能となっています。

AD9772Aは、48ピンLQFPパッケージを採用しており、－40℃～＋85℃の標準工業用温度範囲にわたる動作で仕様規定されています。

アプリケーション

  • 通信での伝送チャンネル
    W-CDMAベース・ステーション、マルチ・キャリア・ベース・ステーション、ダイレクトIF合成、ワイドバンド・ケーブル・システム
  • 計測機器
AD9772A
D/Aコンバータ、160MSPS、14ビット、×2インターポレーション・フィルタ付、TxDAC＋®
AD9772A-fbl
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