AD834

製造中

アナログ乗算器、500MHz、4象限

利用上の注意

本データシートの英語以外の言語への翻訳はユーザの便宜のために提供されるものであり、リビジョンが古い場合があります。最新の内容については、必ず最新の英語版をご参照ください。

なお、日本語版のデータシートは基本的に「Rev.0」(リビジョン0)で作成されています。そのため、英語版が後に改訂され、複数製品のデータシートがひとつに統一された場合、同じ「Rev.0」の日本語版のデータシートが異なる製品のデータシートとして表示されることがあります。たとえば、「ADM3307E」の場合、日本語データシートをクリックすると「ADM3311E」が表示されます。これは、英語版のデータシートが複数の製品で共有できるように1本化され、「ADM3307E/ADM3310E/ADM3311E/ADM3312E/ADM3315E」(Rev.J)と改訂されたからで、決して誤ってリンクが張られているわけではありません。和文化されたデータシートを少しでも有効に活用していただくためにこのような方法をとっておりますので、ご了解ください。

アナログ・デバイセズ社は、提供する情報が正確で信頼できるものであることを期していますが、その情報の利用に関して、あるいはその利用によって生じる第三者の特許やその他の権利の侵害に関して一切の責任を負いません。また、アナログ・デバイセズ社の特許または特許の権利の使用を明示的または暗示的に許諾するものでもありません。仕様は予告なしに変更する場合があります。本紙記載の商標および登録商標は、各社の所有に属します。

Viewing:

製品情報

  • DC~500MHz動作
  • 差動±1Vフルスケール入力電圧
  • 低歪み(0dBm入力で0.05%以下または同等)
  • 差動±4mAフルスケール出力電流
  • 供給電圧:±4~±9V
  • 低消費:280mW(typ)@VS=±5V

AD834は、レーザ・トリミングされたモノリシックの4象限アナログ乗算器です。高周波アプリケーションでの使用を対象にしており、トランスコンダクタンス帯域幅(RL=50Ω)は、どちらの差動電圧入力も500MHz以上です。乗算器モードでのフルスケールの合計誤差は標準で0.5%ですが、アプリケーションのモードと外付けの回路に依存します。性能は、熱や電源電圧の変化の影響を比較的受けにくくなっています。これは、バンドギャップ基準ジェネレータに基づく安定したバイアスの使用やその他の設計上の特長によるものです。

AD834はフル帯域幅の能力を保つために高速バイポーラ・プロセスを使用しています。出力は電流の差動ペアとしてオープン・コレクタ端に現れます。シングルエンドのグラウンド基準電圧出力を提供するため、何らかの形で外部電流を電圧に変換する必要があります。このために、広帯域トランス、バラン、あるいはオペアンプなどのアクティブ回路を使用できます。一部のアプリケーション(電力測定など)では、後段の信号処理なしで広帯域幅が得られます。

伝達関数は、X=Y=±1Vのとき、差動出力が±4mAになるように正確にトリミングされています。この絶対的なキャリブレーションにより、負荷回路の精度とは関係なく、2つ以上のAD834の出力をまったく等しい重みで合計できます。

AD834Jは0~+70℃の商用温度範囲で利用できるように仕様規定しており、8ピン・プラスチックDIPパッケージと8ピン・プラスチックSOICパッケージで提供しています。AD834Aはサーディップで提供しており、-40~+85℃の工業用温度範囲で動作します。AD834SQ/883Bは8ピンのCERDIPで供給され軍用温度範囲-55~+125℃にわたる動作が可能です。 AD834に関する2本のアプリケーション・ノート( AN-212(英語pdf)とAN-216(英語pdf))がウエブから入手可能です。さらに詳細なアプリケーション回路に関してはAD811のデータシートも参照してください。

AD834
アナログ乗算器、500MHz、4象限
AD834-fbl AD834-pc
myAnalogに追加

myAnalogの製品セクション(通知受け取り)、既存/新規プロジェクトに製品を追加する。

新規プロジェクトを作成
質問する
サポート

アナログ・デバイセズのサポート・ページはアナログ・デバイセズへのあらゆるご質問にお答えするワンストップ・ポータルです。


ドキュメント

さらに詳しく
myAnalogに追加

myAnalogのリソース・セクション、既存/新規プロジェクトにメディアを追加する。

新規プロジェクトを作成

ソフトウェア・リソース

必要なソフトウェア/ドライバが見つかりませんか?

ドライバ/ソフトウェアをリクエスト

ツールおよびシミュレーション

SPICEモデル 1

最新のディスカッション

最近表示した製品