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製品概要

機能と利点

  • 最大2.7GHzまでのゲイン / ロスおよび位相を測定
  • 2系統の復調ログアンプおよび位相検出器を内蔵
  • 入力範囲:-60 ~ 0dBm(50Ωシステム)
  • 正確なゲイン計測スケーリング(30mV/dB)
    • 非線形性:0.5dB(Typ)以内
  • 正確な位相計測スケーリング(10mV/度)
    • 非線形性:1度(Typ)以内
  • 計測/コントローラ/レベル・コンパレータの各モード
  • 2.7V~5.5Vの電源電圧で動作
  • 安定な1.8Vリファレンス電圧を出力
  • 小信号エンベロープ帯域幅: DC~30MHz

製品概要

AD8302は、多くの受信、送信、計装アプリケーションにおけるゲイン/ロスおよび位相を計測するするために完全に集積されたシステムです。外付け部品は不要で、2.7V ~ 5.5Vの単電源で動作します。AC結合される入力信号の範囲は50Ωシステムで-60 ~ 0dBm、かつ低い周波数から最高2.7GHzまで可能です。このデバイスは、±30dBの範囲のゲインまたはロス(スケーリング:30mV/dB)と、0~180°の範囲の位相(スケーリング:10mV/度)を正確に計測して出力します。両サブシステムの出力帯域幅は30MHzであり、オプションとして外付けフィルタ・コンデンサを接続して帯域幅を狭くすることもできます。制御モードでAD8302を使うと、シグナル・チェーンのゲインと位相を予め設定した設定ポイントに追従させることができます。

AD8302は特性の揃ったペアの復調ログアンプで構成されており、各アンプの計測範囲は60dBです。これら出力の差をとることにより、2つの入力信号間の振幅比すなわちゲインを測定できます。これらの信号の周波数が異なることも可能であるため、変換ゲインまたは変換ロスの計測が可能です。AD8302を使って、未知信号を一方の入力に加え、キャリブレーション済みのAC基準信号を他方の入力に加えると、絶対信号レベルを測定することもできます。出力段の帰還接続をディスエーブルすると、コンパレータとして使用することができ、設定ポイント・ピンMSETとPSETを使って各スレショルドを設定できます。

信号入力はシングル・エンドであるため、両信号を一致させることが可能で、方向性カプラーに直接接続できます。これらの公称入力インピーダンスは、低周波数で3kΩです。

AD8302には高精度の位相バランスを持つ乗算器型の位相検出器が内蔵されており、この位相検出器には2個のログアンプから出力される正確に振幅制限された信号が入力されます。したがって、広い範囲で信号レベルに依存しない位相の正確な計測が可能です。

位相出力電圧とゲイン出力電圧は、グラウンドを基準とし、かつ負荷が接続できる出力に0V~1.8Vの標準出力範囲で同時に出力されます。出力ドライバのソースまたはシンク電流は最大8mAです。負荷を接続することができる安定なリファレンス1.8Vが出力されているため、ユーザーは出力範囲を正確に再設定できます。

コントローラ・アプリケーションでは、ゲイン出力ピンVMAGと設定ポイント制御ピンMSETの間の接続が切り離されます。目的の設定ポイントをMSETに入力し、VMAG制御信号を使って適切な外付けの可変ゲイン・デバイスを駆動します。同様に、位相出力ピンVPHSと設定ポイント制御ピンPSET間の帰還パスを切り離して、位相コントローラとして動作させることも可能です。

AD8302は、アナログ・デバイセズ独自の高性能25GHz SOI相補バイポーラIC製造プロセスにより製造されています。14ピンTSSOPパッケージを採用し、-40°C~+85°Cの温度範囲で動作します。評価ボードも提供しています。

製品ライフサイクル icon-recommended 新規設計にお薦めします

発売済みの製品です。データシートには、最終的な仕様と動作条件がすべて記載されています。新規の設計には、これらの製品の使用を推奨します。

評価キット (2)

参考資料

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  • セレクション・ガイド (1)
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  • 技術記事 (10)
  • 技術記事

    ツール

    S-Parameters

    設計ツール

    ADIsimRF

    アナログ・デバイセズのADIsimRF設計ツールは、カスケード・ゲインやノイズ指数、IP3、P1dB、総合消費電力などRFシグナル・チェーン内の最も重要なパラメータの計算を行います。

    ADIsimPLL™

    アナログ・デバイセズの新しい高性能PLL製品を迅速かつ確実に評価できるツールです。現在利用できるツールの中で、最も総合的なPLLシンセサイザーの設計/シミュレーション・ツールです。実施されるシミュレーションには、主要な非線形効果が含まれており、これはPLLの性能に大きく影響を及ぼします。ADIsimPLLによって、設計プロセスの繰り返し作業が1つ以上排除されるため、設計から製品の市場投入までの期間が大幅に短縮することができます。

    設計リソース

    アナログ・デバイセズでは、最高レベルの品質と信頼性を備えた製品を提供することに最大の力を常に注いでいます。これを実現するため、製品およびプロセスの設計のあらゆる観点で品質と信頼性のチェックを行っています。そして、それは、製造工程においても同様です。アナログ・デバイセズは常に、出荷製品の「ゼロ・ディフェクト」を目指しています。

    PCN-PDN Information

    サンプル&購入

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    モデル一覧の項目説明

     

     

     

    評価用ボード

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    analog.comサイトから購入できるボードは、最大で2枚までとなります。3枚以上の購入をご希望の場合は、正規販売代理店からご購入ください。

    価格は1個当たりの米ドルで、米国内における販売価格(FOB)で表示されておりますので、予算のためにのみご使用いただけます。 また、その価格は変更されることがあります。米国以外のお客様への価格は、輸送費、各国の税金、手数料、為替レートにより決定されます。価格・納期等の詳細情報については、弊社正規販売代理店または担当営業にお問い合わせください。なお、 評価用ボードおよび評価用キットの表示価格は1個構成としての価格です。