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AD8222

製造中

高精度、デュアルチャンネル、計装アンプ

利用上の注意

本データシートの英語以外の言語への翻訳はユーザの便宜のために提供されるものであり、リビジョンが古い場合があります。最新の内容については、必ず最新の英語版をご参照ください。

なお、日本語版のデータシートは基本的に「Rev.0」(リビジョン0)で作成されています。そのため、英語版が後に改訂され、複数製品のデータシートがひとつに統一された場合、同じ「Rev.0」の日本語版のデータシートが異なる製品のデータシートとして表示されることがあります。たとえば、「ADM3307E」の場合、日本語データシートをクリックすると「ADM3311E」が表示されます。これは、英語版のデータシートが複数の製品で共有できるように1本化され、「ADM3307E/ADM3310E/ADM3311E/ADM3312E/ADM3315E」(Rev.J)と改訂されたからで、決して誤ってリンクが張られているわけではありません。和文化されたデータシートを少しでも有効に活用していただくためにこのような方法をとっておりますので、ご了解ください。

アナログ・デバイセズ社は、提供する情報が正確で信頼できるものであることを期していますが、その情報の利用に関して、あるいはその利用によって生じる第三者の特許やその他の権利の侵害に関して一切の責任を負いません。また、アナログ・デバイセズ社の特許または特許の権利の使用を明示的または暗示的に許諾するものでもありません。仕様は予告なしに変更する場合があります。本紙記載の商標および登録商標は、各社の所有に属します。

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製品情報

  • 4mm × 4mmの小型LFCSPに2チャンネル
  • アンプごとに1つの抵抗でゲインを設定(G = 1〜10,000)
  • 低ノイズ
    • 1kHzで8nV/√Hz
    • 0.25µVp-p(0.1Hz~10Hz)
  • 高精度DC性能(Bグレード)
    • 最大入力オフセット電圧:60µV
    • 最大入力オフセット・ドリフト:0.3µV/°C
    • 最大入力バイアス電流:1.0nA
    • CMRR:最小126dB(G = 100)
  • 優れたAC性能
    • 帯域幅:140kHz(G = 100)
    • 0.001%へのセトリング・タイム:13µ
  • 差動出力オプション(1つのチャンネル)
    • 完全仕様化
    • 調整可能なコモンモード出力
  • 電源電圧範囲:±2.3V~±18V
  • AD8222-KGDデータシートをダウンロード
  • Known Good Dieとして利用でき、データシートの仕様を十分に発揮

AD8222はデュアルチャンネルの高性能計装アンプで、アンプごとに1つの外付け抵抗しか必要とせずに、ゲインを1から10,000に設定できます。

AD8222は、小型LFCSP(4mm × 4mm)の最初のデュアル計装アンプです。代表的な1つの計装アンプと同じボード面積が必要です。 パッケージを小さくすることで、性能を低下させることなく、チャンネル密度を2倍に高め、1チャンネルあたりのコストを削減しています。

AD8222は、シングルチャンネルの差動出力計装アンプとしても構成できます。差動出力は高いノイズ耐性を提供するので、出力信号がリモート・センサーなどのノイズの多い環境を通過する際に役立ちます。この構成を使って、差動入力A/Dコンバータ(ADC)を駆動することもできます。AD8222は、すべてのグレード(G = 1)で、最小80dB〜4kHzのCMRRを維持します。周波数に対する高いCMRRにより、AD8222は広帯域干渉とライン高調波を除去し、フィルタ条件を大幅に簡素化します。 また、AD8222の温度に対するCMRRのドリフト(代表値)は、G = 1でわずか0.07µV/V/°Cです。

AD8222は、単電源と両電源の両方で動作し、両アンプとも2.2 mAの最大電源電流のみ必要です。 −40°C〜 + 85°の工業用温度範囲で仕様規定されており、RoHSに準拠しています。

シングル・チャンネル・バージョンは、AD8221を参照してください。

アプリケーション

  • マルチチャンネル・データ・アクイジション
    • ECGおよび医療計測機器用
    • 工業用プロセス制御
    • ホイートストン・ブリッジ・センサー
  • 差動ドライブ
    • 高分解能入力ADC用
    • リモート・センサー

AD8222
高精度、デュアルチャンネル、計装アンプ
AD8222-fbl AD8222 Pin Configuration AD8222 Pin Configuration
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ツールおよびシミュレーション

LTspice


下記製品はLTspiceで使用することが出来ます。:

  • AD8222

計装アンプ用ダイヤモンド・プロット・ツール

ダイヤモンド・プロット・ツールは、アナログ・デバイセズの計装アンプのための出力電圧範囲と入力同相電圧に関するグラフ(ダイヤモンド・プロットとも呼ばれる)を生成するウェブ・アプリケーションです。グラフは設定によって異なります。このツールでは、電源電圧、ゲイン、入力信号範囲などのユーザー入力に基づいて飽和を検出し、その入力信号が計測範囲内となり、設定が有効となる計装アンプを選択して推奨します。飽和を防ぎ、設計に最適な計装アンプを探し出し、開発時間を短縮することができます。

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SPICEモデル 1

Signal Chain Designer

Signal Chain Designerは、複雑な高精度シグナル・チェーンの構築、シミュレーションを行うために設計されたウェブベースのツールです。PCBを作成する前に、伝達関数、ノイズ、消費電力、入力範囲、DCエラーなど、回路の性能を確認できます。さまざまな部品やアーキテクチャを素早く試すことができます。シグナル・チェーンはLTspiceにエクスポートして更に解析を行うことができます。

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LTspice

LTspice®は、無料で提供される強力で高速な回路シミュレータと回路図入力、波形ビューワに改善を加え、アナログ回路のシミュレーションを容易にするためのモデルを搭載しています。

 


評価用キット

EVAL-AD8222

AD8222 Evaluation Board

製品詳細

The AD8222-EVALZ has two AD8222 instrumentation amplifier circuits. One circuit is configured for dual-channel operation, while the other is configured for single-channel, differential output operation. Inputs, outputs, references, and the supplies are routed to screw terminals for easy connectivity. See the AD8222-EVALZ data sheet for further details.


EVAL-AD8222
AD8222 Evaluation Board

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