AD8145
製造中差動レシーバ、トリプル、コンパレータ付き、高速
製品の詳細
- 高速:500MHz、2000V/µs @G=1、Vo=2Vp-p
- 75MHzまでの0.1dB平坦性、G=1
- 高いCMRR:69dB @10MHz
- 高い差動入力インピーダンス:1MΩ
- 幅広い入力同相範囲:±3.5V(±5V電源)
- AEC-Q10規定をクリア(AD8145W)
- 内部ゲイン設定抵抗
ゲイン1または2を設定可能 - 高速セトリング時間:0.1%に対して15ns@2Vp-p
- 低い入力換算ノイズ:13nV/√Hz
- ディスエーブル機能
- 小型パッケージ: 5mm×5mmの32ピンLFCSPパッケージ
AD8145は、ツイスト・ペア・ケーブルまたは差動のプリント基板パターン配線で、赤・緑・青(RGB)ビデオ信号の受信用に特別に設計された、低価格のトリプル差動/シングルエンド・レシーバです。このデバイスは、あらゆるタイプのアナログ信号受信または高速データ伝送に利用できます。2個のヒステリシス付き内蔵補助用コンパレータは、デジタル信号受信用に、受信された同相電圧上でエンコードされるビデオ同期信号をデコードするために使用するか、または汎用のコンパレータとして利用可能です。
AD8145は、AD8133 またはAD8134トリプル差動ドライバと組み合わせて使用すれば、KVMを含む、カテゴリ5 UTPケーブルでRGBビデオ信号を受信するアプリケーション用の、完全な低コスト・ソリューションとなります。
AD8145は同相ノイズ除去性能(69dB @10MHz)が優れているため、ノイズの多い環境でも低価格の非シールド・ツイスト・ペア・ケーブルを利用できます。
AD8145は差動信号をシングルエンド信号に変換する構成が可能で、この場合、各チャンネルのGAINピン(通常はグランディングされています)を対応するチャンネルの出力に繋ぐ(G=1)かリファレンス電圧に接続(G=2)することで1倍または2倍のゲインに設定できます。
各チャンネルのREFx入力は出力信号のレベルシフトが出来るように提供されています。
AD8145Wは車載グレードのバージョンで、車載アプリケーションで使えるようにAEC-Q100の品質をクリアしています。更なる詳細については、「Automotive Products section」を参照してください。
AD8145は、サイズが5mm×5mmの32ピンLFCSPパッケージで提供され、拡張工業用温度範囲-40~+105℃で動作するように仕様が規定されています。
アプリケーションドキュメント
データシート 1
ユーザ・ガイド 1
珍問/難問集 1
Analog Dialogue 1
これは最新改訂バージョンのデータシートです。