iCMOS Technology Enabling the +/-10V World

iCMOS Industrial

アナログ・デバイセズ社の工業用CMOS (iCMOS™)製造プロセスは、高電圧シリコンにサブミクロンCMOS技術およびコンプリメンタリ・バイポーラ技術を組み合わせたものです。 このプロセスは広範囲のアプリケーションで使用される±15V駆動のスイッチ、マルチプレクサの幅広い製品ラインの開発を可能にしました。 アナログ・デバイセズ社はiCMOS™ プロセスの開発により、継続的な製品とプロセスの開発をコミットする事ができるようになり、産業用機器向けに基板面積の削減可能な非常に小さなサイズで、工業用の先端性能を示す多数のスウィッチやマルチプレクサをリリースしました。

ナショナル・インスツルメント社のチーフ・ハードウエア・エンジニアの Kurt Mandeville氏は次のように述べております。 “マーケットに新しいスイッチ部品がありますが、抵抗、キャパシタンス、チャージ・インジェクション、入力リーク仕様について互いにトレード・オフがあるのが一般的です。アナログ・デバイセズ社はこの新しいiCMOS™スイッチにより、同時に4つのすべての主仕様を改善し、理想スイッチに近づけることに成功しました。”

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  • ADG12xx: 革新的な ±15V低容量+工業用最小高安定な電荷注性能で小型パッケージ
  • ADG14xx: 工業用最良の低オン抵抗、優れたオン抵抗平坦度で小型パッケージ
  • ADG16xx: 工業用先進の±5Vオン抵抗性能で小型パッケージ
  • ADG4612/ADG4613: ±5V 4xSPST スイッチで、電源切断時のオフ状態を補償する電源オフ保護回路内蔵
製品、サンプル、評価基板、とツールに関するさらに詳しい情報については スイッチ&マルチプレクサをご覧ください。

iCMOSプロセス技術により、設計時間や全体のシステムコストを削減するのに必要な集積化が可能になり、スイッチ、マルチプレクサだけでなく、30V駆動可能で小型フットプリントの数多くの他の高性能アナログ製品の開発をする事ができるようになりました。

  • AD7634: 0 V ~ 5 V、 0 V ~ 10 Vのユニポーラ入力範囲と±5 V 、±10 Vのバイポーラ入力範囲をソフトウエアで選択することができ、前段アナログ回路の必要がない18ビット670kSPS SAR ADCです。さらに詳しい情報は www.analog.com/jp/adcsをご覧ください。
  • AD5362: オフセットとゲインがユーザ設定可能 な8チャンネル, バイポーラiCMOS DAC 。 DNL 16ビット、INL14ビット で、 8 mm x 8 mm LFCSP パッケージに収納。さらに詳しい情報は www.analog.com/jp/dacsをご覧ください。
  • AD5290: 0Vまでの単電源又は +/-15 Vまでの両電源で動作し、小型10ピンMSOPで特徴と性能の卓越した組み合わせを提供するiCMOS デジタル・ポテンショメータです。さらに詳しい情報は www.analog.com/jp/digitalpotentiometerをご覧ください。

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