ADL5331は、最大1.2 GHzの周波数をもつアプリケーションで使用するための、高性能、電圧制御の可変ゲイン・アンプ/減衰器です。信号パスの平衡構造により、信号振幅を最大化し、コモンモード・ノイズを排除し、歪みを最小化すると同時に低いゲインと、高周波数での寄生結合により発生するスプリアス混入の危険性を減らします。
この50Ωの差動入力システムは、INHIとINLOに与えられて差動電圧を、高い直線性と優れたコモンモード・リジェクションされた差動の電流ペアーに変換します。これらの信号電流は当社独自の電圧制御減衰器に加えられて、デシベル-リニアーなインターフェースの制御下で全体ゲインの高精度な定義を可能にします。GAINピンには、最小ゲイン時の0 Vから最大ゲイン時の1.4 Vまでの電圧を、スケーリング係数40 mV/dBで入力することができます。
高精度広帯域減衰器の出力は、差動トランス・インピーダンス出力ステージに加えられます。出力段はOPHIとOPLOの差動出力に提供され、これらの端子はRFのチョークあるいはセンター・タップのバランで電源にプルアップする必要があります。
ADL5331は出力ピンを含んで240mAの電流を消費し、4.75V~5.25Vの単電源範囲で動作します。パワーダウン機能はENBLピンにロジック・ローを与えることによって実現します。パワーダウン・モードでの消費電流は250μAになります。ADL5331は、アナログ・デバイセズ独自の高性能相補バイポーラIC製造プロセスにより製造されています。ADL5331は24ピン (4 mm×4 mm)鉛フリーLFCSP_VQ パッケージを採用し、-40℃~+85℃の周囲温度での動作が使用規定されています。また、評価用ボードも入手可能です。
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