製品概要
機能と利点
- DCモーター、BLDCモーター、ステッピング・モーター用のサーボ・コントローラ
- カスケード制御による、トルク制御(FOC)、速度制御、位置制御
- ΔΣ ADC内蔵
- 5Vの電源電圧(VCCIO 3.3V用に降圧コンバータを内蔵)
- SPIおよびUARTによりマイクロコントローラとの通信が可能
- リアルタイム・モニタリング・インターフェース
- ABNエンコーダ・インターフェース、デジタル・ホール・インターフェース、アナログ・ホール・インターフェース、サイン/コサイン・エンコーダ、リファレンス・スイッチ入力
製品概要
TMC4671-EVALを用いることで、TMC4671-LAの全機能を調べることができます。
TMC4671-10A70V-EV-KIT / TMC4671-2A24V-EV-KITの2つの評価用キットは、1つのMCUボードLandungsbruecke、2つのEselsbrueckeブリッジ・ボード、1つのTMC-UPS-10A70V-A-EVAL / TMC-UPS-2A24V-A-EVAL電力段、および1つのTMC4671-EVALドライバ・ボードで構成されたセットです。更に、リアルタイム・モニタリング・インターフェース(RTMI)用のUSBアダプタ、USB-2-RTMIを用いることを推奨します。
このフル機能セットにより、わずか数分以内に手早く簡単に起動してモーター・チューニングができると同時に、全レジスタへのフル・アクセスが可能であり、かつ全ての機能および診断を実行できます。診断を行う場合は、Eselsbrueckeブリッジ・ボード上でプローブを用いることにより、MCUとTMC4671の間の全ての信号にアクセスできます。ユーザ独自のプロセッサ・プラットフォームへの転送を簡単化するために、MCUボードを切り離すことが可能です。
開始にあたって必要なのは、電源と、簡単で柔軟に使えるADI TrinamicのTMCL-IDEのみです。このグラフィカル・ユーザ・インターフェースはセットアップを簡単なものにすると同時に、直接モードでのコマンドの使用をサポートします。また、グラフで可視化されたリアルタイム動作をモニタし、データのログ記録と保存を行います。全ての設定値は、ユーザ独自のファームウェア・プロジェクトで使用できるよう、簡単にエクスポートできます。
TMC4671でリニア段を駆動するための順を追ったガイドが必要な場合は、ブログの投稿をご覧ください。この投稿では、Trinamicのエンジニアが、リニア段をセットアップする方法、TMCL-IDEを用いてコントローラをチューニングする方法、ファームウェアをユーザ独自のプロジェクトに適応させる方法について、3つのブログで説明しています。
アプリケーション
- ラボラトリ・オートメーション
- 製造業
- 半導体の取り扱い
- ロボット
- ファクトリ・オートメーション
- 試験および計測
- 生命科学
- バイオテクノロジ
- リキッド・ハンドリング
対象となる製品
関連資料
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Tmc4671 Eval User Manual (Rev. 1.10)2021/02/12PDF10M
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TMC4671-EVAL .Step File2024/08/20ZIP8 M
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Tmc4671 Eval - Design Files (Rev. 1.2)2020/04/15ZIP16M
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Tmc4671 Eval - Design Files (Rev. 1.1)2018/08/29ZIP36M
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AN-053: TMC4671 PI Tuning2020/12/17