製品概要

機能と利点

  • IEEE 802.3cg準拠のSPoEケーブルを介して給電/受電
  • 10BASE-TXから10BASE-T1Lへのデータ変換

製品概要

EVAL-10BT1L-MCSは、10BASE-TX(従来の4ペア・イーサネット)から10BASE-T1LシングルペアPower over Ethernet(SPoE)へのメディア・コンバータ・シールド(MCS)であり、SPoE給電デバイス(PSE)および受電デバイス(PD)の評価用マザーボードに対応しています。

EVAL-10BT1L-MCS-AZシールドの電力結合ネットワークは、クラス10~クラス14の電力レベルに適しています。EVAL-10BT1LMCS-BZシールドの電力結合ネットワークは、クラス15のより高い電力レベルに適しており、クラス10~クラス14とも互換性があります。PSEの場合は、電力結合ネットワークによって、シングルペア・イーサネット・ライン上で電力を結合できます。PDの場合は、電力結合ネットワークによって、結合された電力およびデータ・ラインから電力が抽出されます。

このシールドにはADIN1100(10BASE-T1L PHY)および ADIN1200(10BASE-TX PHY)が内蔵されており、これによってシステム内でイーサネット・データのメディア変換が可能になります。内蔵のLT8301(絶縁型フライバック・コンバータ)は、PHYに供給する3.3V電源を絶縁します。