SSM2529
新規設計には非推奨オーディオ・パワー・アンプ、モノ、デジタル入力、2W、クラスD
製品の詳細
- フィルタ・レス・モノ・デジタル入力・クラス―D アンプ
- I2C制御インターフェース
- シリアル・デジタル・オーディオ・インターフェースは以下のフォーマットをサポート:I2S、PCM、左詰め、右詰め、TDM1-16、PCM
- 幅広いサンプル・レートをサポート:8.0~96.0kHz
- MCLKとBCLKは、内蔵されたPLLによって提供可能
- 単電源電圧モードをサポート、DVDDは内蔵LDOレギュレータによって供給
- 2.5V~5.5V SPKVDD動作供給電圧
- 1.08V~1.98V DVDD動作供給電圧
- I2Cを使わずにオフチップ・ボリューム制御をサポート
詳細はデータシートをご参照ください。
SSM2529は、デジタル入力、クラス―Dのパワーアンプで、D/Aコンバータ、低消費のオーディオ特定のデジタル信号プロセッサー(DSP)およびシグマ・デルタ(ΣΔ)クラス―Dモジュレータが組み合わさっています。
この独自のアーキテクチャは、デジタル・オーディオ源から優れたオーディオ性能で、極めて低い、実世界での消費電力を可能としています。SSM2529は、小さなアナログ信号がアナログ入力のオーディオ・アンプに送られる際に、システム・ノイズがアナログ信号を破壊するような、携帯電話や携帯用メディア・プレーヤなどのような、消費電力が厳しいアプリケーションにとって理想的な製品です。
SSM2529を使うことで、オーディオ・データはアンプに標準デジタル・オーディオ・シリアル・インターフェースで伝達することができるため、伝達されるオーディオ上のGSMインターフェースや他のデジタル信号のようなノイズ源の影響を大幅に軽減します。閉ループのデジタル入力設計は、完全なデジタル・アンプの利点を維持し、更に非常に優れたPSRRおよびオーディオ性能を可能にします。3レベルのΣΔクラス―Dのモジュレータは、オーディオ品質を損なわずに、最小量のEMIインターフェース、最小限の静止時消費電力および最高効率のオーディオ効率を提供するように設計されています。
オーディオ入力は、シリアル・オーディオ・インターフェースを介して提供され、I2S、TDMおよびPDMを含む一般的なすべてのオーディオ・フォーマットの使用はプログラマブルとなっています。ICの制御は、I2C制御インターフェースを介して提供されます。I2C制御の代替としてスタンドアロン動作モードがあり、チップの外付け抵抗によって調整可能な幾つかの設定が可能となります。SSM2529は、種々の入力MCLK周波数をアクセプトでき、幾つかの構成ではクロック源としてBCLKを使うことができます。また集積されているPLLは、デバイスのマスター・クロックも提供できます。
内蔵されているDSPは、ソフト・デジタル音量制御回路、デエンファシス、ハイパス・フィルタ、7バンドのプログラマブル・イコライザ、およびプログラマブル・デジタル・ダイナミックレンジ・コンプレッサーを含んでいます。更に、この製品は、拡声器保護としてフィードフォワードのスピーカ温度保護モジュールを含んでいます。
SSM2529は、シングル・サプライ・モードをサポートしており、DVDDはオンチップのLDOレギュレータによって供給されます、従って外部のデジタル・コア電源の必要性が省かれています。
デジタル・インターフェースは非常に柔軟で便利となっています。この製品は、無線スピーカ、ラップトップPC、ポータブル・デジタル・トランシーバおよびナビゲーション・システムのような、オーディオ・ソースがデジタルである他の製品に対しても選りすぐれたシステム・ソリューションを提供することができます。
SSM2529の仕様は工業温度範囲-40~+85℃にわたって規定されています。また、サーマル・シャットダウン機能と出力短絡保護が内蔵されています。この製品は、1.92mm×1.94mmの16ボールのウエハー・レベル・チップ・スケール・パッケージ(WLCSP)をパッケージ採用しています。
アプリケーション
- 携帯電話
- ポータブル・メディア・プレーヤ
- ラップトップPC
- 無線スピーカ
- ポータブル・ゲーム機
- ナビゲーション・システム
ドキュメント
これは最新改訂バージョンのデータシートです。