SSM2018

SSM2018Tはフレイ・オペレーショナル電圧制御素子（OVCE）トポロジの連続的な進展の典型で、高性能なボリューム制御システムの設計における柔軟性を可能にしています。SSM2018Tは電圧出力を提供し、ゲイン・コアの対象性とオフセットのためにレーザー・トリミングが施されています。その結果、SSM2018Tはトリムレス動作を提供する、プロフェショナル・オーディオ品質を備えた最初のVCAとなっています。

注意深いゲイン・コア・レイアウトのおかげで、SSM2018TはクラスABトポロジの低ノイズにクラスA回路の低ひずみを兼ね備えており、前例のない透明音レベルを提供します。その他の特長としては、差動入力、140dBのゲイン範囲および高インピーダンスの制御ポートなどがあります。SSM2018Tは内部で電流-電圧変換を実現しますので、外部には一切の能動部品を必要としません。

このデバイスは、16ピンのプラスチックDIPパッケージを採用し、－40℃～＋85℃の拡張工業用温度範囲にわたって動作が保証されています。