OP297

製造中

オペアンプ、デュアル、低バイアス電流、高精度

利用上の注意

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製品情報

  • 低オフセット電圧:50μV max
  • 低オフセット電圧ドリフト:0.6μV/℃max
  • 超低バイアス電流:
    100pA max(+25℃)
  • 超高オープン・ループ・ゲイン:2000V/mV min
  • 低い電源電流(アンプ1個あたり):625μA max
  • ±2V~±20V電源動作
  • 高い同相除去比:120dB min
  • LT1013、AD706、AD708、OP221、LM158、MC1458/1558と
    ピン・コンパチブルで性能グレードアップ

OP297は、業界標準のコンパクトな8ピンSOパッケージに高精度の性能を凝縮した、初のデュアル・オペアンプです。高精度と低消費電力および超低入力バイアス電流を備え、さまざまなアプリケーションに役立ちます。

OP297の高い精度を示す例として、50μV未満のきわめて低いオフセットと0.6μV/℃未満の低ドリフトがあります。オープン・ループ・ゲインは2000V/mVを超え、あらゆるアプリケーションで高い直線性を保証します。コモン・モード信号による誤差は、120dBを超えるコモン・モード除去比で取り除きます。また120dBを超える電源変動除去により、バッテリ駆動システムで生じるオフセット電圧の変動を最小限に抑えます。電源電流はアンプ当たり625μA未満で、±2Vという低い電源電圧で動作可能です。

バイアス電流のキャンセルを備えたスーパーベータ入力段を利用して、あらゆる温度範囲でピコアンペアのバイアス電流を維持します。これと対照的なのがFET入力オペアンプで、バイアス電流は25℃ではピコアンペアの範囲ですが、温度が10℃上昇するごとに倍増し、85℃を超えるとナノアンペアの範囲に達します。OP297の入力バイアス電流は25℃で100pA未満、軍用温度範囲で450pA未満です。

高精度、低消費電力、低バイアス電流を備えたOP297は、計装アンプ、ログ・アンプ、フォトダイオードのプリアンプ、長時間積分器などのアプリケーションに最適です。シングルのデバイスはOP97を、クワッドはOP497を参照してください。

OP297
オペアンプ、デュアル、低バイアス電流、高精度
OP297-pcl
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ツールおよびシミュレーション

アナログ・フィルタ・ウィザード

アナログ・フィルタ・ウィザードを使用すれば、実際のオペアンプを使ってローパス、ハイパス、バンドパスのフィルタを数分で設計できます。設計プロセスを進めながら、理想的な仕様から実際の回路動作まで、フィルタ設計の特性を観察できます。ゲイン帯域幅、ノイズ、電源電流などのオペアンプ仕様のトレードオフをすばやく評価し、要件に最適なフィルタ設計を決定できます。

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アナログ・フォトダイオード・ウィザード

フォトダイオード・ウィザードを使用すると、フォトダイオードと接続するトランス・インピーダンス・アンプ回路を設計できます。ツールに含まれるライブラリからフォトダイオードを選択するか、カスタムのフォトダイオード仕様を入力してください。帯域幅、ピーキング(Q)、ENOB/SN比間のトレードオフをすばやく確認できます。回路パラメータを変更すると、パルス応答、周波数応答、ノイズ・ゲインのプロットですぐに結果を確認できます。

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OP297 SPICE Macro Models 5


評価用キット

eval board
EVAL-OPAMP-2

EVAL-OPAMP-2評価用ボード

製品詳細

汎用高精度オペアンプ評価用ボードは、目的のアプリケーションに合わせて様々な回路構成に対応するように設計および最適化されています。これらのボードはすべてRoHsに準拠しています。ピン数とパッケージに基づいて注文するボードを確認するには、以下を参照してください。

  • EVAL-PRAOPAMP-2CPZ(デュアル8ピンLFCSP)CP-8
  • EVAL-PRAOPAMP-2RMZ(デュアル8ピンMSOP)RM-8
  • EVAL-PRAOPAMP-2RZ(デュアル8ピンSOIC)R-8

EVAL-OPAMP-2
EVAL-OPAMP-2評価用ボード
EVAL-OPAMP-2 EVAL-OPAMP-2 EVAL-OPAMP-2

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