MAX98355A
新規設計には非推奨PCM入力D級オーディオパワーアンプ
超高ジッタ耐性および効率
製品の詳細
- 単一電源動作:2.5V~5.5V
- 出力電力:3.2W (4Ω、5V時)
- 自己消費電流:2.4mA
- 効率:92% (RL = 8Ω、POUT = 900mW、VDD = 3.7V)
- 出力ノイズ:25µVRMS (AV = 15dB)
- 低THD+N:0.013% (1kHz時)
- MCLKが不要
- サンプルレート:8kHz~96kHz
- 左、右、または左/2 + 右/2の出力をサポート
- 高度なエッジレート制御によってフィルタレスD級出力が可能
- PSRR:77dB (217Hz時)
- 低RF感度によってGSM無線からTDMAノイズを除去
- 強力なクリック/ポップ抑制回路
- 堅牢な短絡およびサーマル保護
- 省スペースのウェハレベルパッケージ(WLP) (1.345mm x 1.435mm、0.4mmピッチ)で提供
MAX98355A/MAX98355Bは、デジタルPCM (パルス符号変調)入力D級パワーアンプで、D級の効率を備えたAB級オーディオ性能を提供します。これらのICは、単一の利得選択入力(GAIN)によって設定される5つの選択可能な利得設定(3dB、6dB、9dB、12dB、および15dB)を提供します。
MAX98355/6の機能についてハイライトしたビデオをご覧ください。
デジタルオーディオインタフェースは、I2SデータをサポートするMAX98355Aと、左詰めデータをサポートするMAX98355Bで非常に高い柔軟性を備えています。どちらのICも、時分割多重化(TDM)データをサポートしています。デジタルオーディオインタフェースは、すべての対応データ形式で8kHz~96kHz範囲のサンプルレートを許容します。これらのICは、左チャネル、右チャネル、または左/2 + 右/2の出力をステレオ入力データから生成するように設定することができます。各ICは、I2Sモードと左詰めモード用の16/24/32ビットデータ、およびTDMモード使用時の最大4つのスロットを備えた16ビットデータを使用して動作します。これらのICは、PCM通信で標準的に使用される外部MCLK信号が不要です。これによって、ICのサイズとピン数の削減に加えて、EMIや起こり得る基板結合の問題も軽減されます。
各ICは、BCLKおよびLRCLK上で非常に広帯域のジッタ耐性(12ns typ)も備えており、堅牢な動作を提供します。
アクティブ放射制限、エッジレート制限、およびオーバーシュート制御回路構成によって、EMIが大きく低減されます。フィルタレススペクトラム拡散変調方式によって、従来のD級デバイスに見られる出力のフィルタが不要となり、ソリューションの部品数が低減されます。
これらのICは、9ピンウェハレベルパッケージ(WLP) (1.345mm x 1.435mm x 0.64mm)で提供され、-40℃~+85℃の温度範囲での動作が保証されています。
アプリケーション
- 携帯電話
- ノートブックコンピュータ
- ポータブルメディアプレーヤー
- タブレット
ドキュメント
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
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