製品概要
機能と利点
- 3つの動作モード:
- 高速
- オートスタンバイ付高速
- 低電力
- 遅延時間:28ns (高速モード)
- 最大消費電流:5µA (低電力/オートスタンバイモード)
- +3V/+5V単一電源動作
- 出力:電源電圧範囲
- グランド検出入力
- 内部ヒステリシス(高速モード)
- 可変タイムアウト期間
- パッケージ:µMAX (MAX975)、16ピンQSOP (MAX977)
製品概要
MAX975/MAX977は3つの異なる動作モードを備え、+3Vおよび+5V単一電源アプリケーション用に最適化されたシングル/デュアルコンパレータです。動作モードは高速、オートスタンバイ付高速および低電力です。高速モードでの伝播遅延は28nsで、消費電流は僅か250µAです。低電力モードでは、消費電流が僅か3µAに低減します。
オートスタンバイ機能により、コンパレータは入力信号を受信した時に低電力モードから高速モードに自動的に切り替わります。入力信号がない場合は、可変タイムアウト期間だけ待機した後で再び低電力モードに戻ります。MAX975がスタンバイモードに入るためのタイムアウト期間は、1個の外部コンデンサで設定します。デュアルのMAX977では、各コンパレータが別々のコンデンサを使用することにより独立して調整できるタイムアウト期間を備えています。
MAX975/MAX977の入力は、同相電圧範囲が-0.2V~(VCC - 1.2V)です。差動入力電圧は電源電圧範囲まで拡張されています。出力は外部プルアップ回路なしで電源電圧範囲の動作が可能であるため、CMOS/TTLロジックとのインタフェースに最適です。全ての入出力は電源電圧への連続的な短絡を許容します。コンパレータは高速モードで内部ヒステリシスを備えているため、入力信号がゆっくり変化しても出力スイッチングはクリーンです。
シングルMAX975は8ピンSOおよび8ピンµMAX®パッケージ、デュアルMAX977は14ピンSOおよび16ピンQSOPパッケージで供給されています。
アプリケーション
- 3Vシステム
- バッテリ駆動アプリケーション
- デジタルラインレシーバ
- IRレシーバ
- キーレスエントリ
- RF IDタグ
- スレッショルド検出器/弁別器
製品カテゴリ
製品ライフサイクル
製造中
この製品ファミリーの1つ以上の型番が生産/供給中です。新規の設計に適していますが、より新しい代替製品を提供している場合があります。
参考資料
-
MAX975 Reliability Data1/12/2023PDF43K
ツールおよびシミュレーション
SPICE Models
設計リソース
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