MAX9154
低ジッタ、800Mbps、10ポートLVDSリピータ、100Ωドライブ付
製品情報
MAX9153/MAX9154は低ジッタ、低電圧、差動信号(LVDS)リピータで、電力、スペース、およびノイズを最小限に抑制し、高速データやクロック分配を必要とするアプリケーションに最適です。これらのデバイスはシングルLVDS入力(MAX9153)またはシングルLVPECL入力(MAX9154)を受け入れて、10個のLVDS出力でその信号を再現します。各差動出力は100Ωを駆動し、レシーバ入力で100Ω終端の伝送路おいて信号のポイントトゥポイント分配を実現します。
90psP-P (max)の超低追加確定的ジッタと1psRMS (max)の追加ランダムジッタによって、タイミングエラーに影響されやすい高速リンクで高信頼性通信を実現します。特に、クロック/データリカバリやシリアライザおよびデシリアライザを実装するリンクでこれを実現します。高速スイッチング性能によって、800Mbpsのデータ速度とチャネル間の60ps (max)以下のスキューが保証され、+3.3Vの単一電源で動作します。
800Mbps時の消費電流は118mAで、パワーダウンモードでは2µAに低減します。LVDS入力および出力は、ANSI/EIA/TIA -644規格に準拠しています。MAX9153のフェイルセーフ機能によって、入力の無駆動、開放、終端、または短絡時に、出力がハイに設定されます。MAX9153/MAX9154は28ピン TSSOPパッケージで提供され、40℃~+85℃の工業用拡張温度範囲での動作が保証されています。
2重終端(50Ω) LVDSリンクを駆動可能なピンコンパチブル10ポートLVDSリピータについては、MAX9150のデータシートを参照してください。
LVDSラインドライバおよびレシーバについては、MAX9110/MAX9112およびMAX9111/MAX9113を参照してください。
アプリケーション
- アッド/ドロップマルチプレクサ
- バックプレーンおよびインターコネクトアプリケーション
- 携帯電話基地局
- クロック/データ分配
- デジタルクロスコネクト
- ネットワークルータおよびスイッチ
ドキュメント
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
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