MAX8737
外付けMOSFET、デュアル、低電圧リニアレギュレータコントローラ
製品の詳細
MAX8737はデュアル、ハイパワー、リニアレギュレータコントローラであり、外付けnチャネルMOSFET (複数)を使って、ノートブックコンピュータ用に独立した2つの低電圧電源を生成します。MAX8737は、0.5V~2.5Vの低出力電圧を供給します(無負荷時精度±5mV)。外付け部品を使って、優れた負荷レギュレーション(1%)の最大5Aの負荷でスケーラブルな電流設計が実現します。 レギュレータは低入力電圧で動作するため、外付けnチャネルMOSFETの電力消費も低減します。コントローラは、標準5Vのシステム電源から外付けMOSFETゲートドライバに給電します。
MAX8737は、リニアレギュレータの損傷を防止するために電流/熱制限値を内蔵しています。MAX8737は外付け抵抗分圧器を使って電流制限値をフォールドバックするため、総合電力消費を低減します。MAX8737は電流検出入力(CS_)と直列の外付け抵抗分圧器を使用して、フォールドバック電流制限保護を行い、短絡電力消費を効率的に低減します。
電流検出抵抗を省いた低コストアプリケーション用に出力低電圧タイムアウトが提供されます。出力低電圧(UVP)タイミングは、VOUTにおける電圧の大きさによって決まります。出力電圧がレギュレーションを外れると、UVPはLDOを検出し、シャットダウンします。コントローラは調整可能なリファレンス入力(REFIN_)を使って公称出力電圧(VOUT_)を設定します。このため、コストが最低限に抑制され、安定性は出力電圧に依存しなくなります。
各リニアレギュレータは調整可能なソフトスタート機能を備え、リニアレギュレータが安定化すると通知する遅延機能を備えたパワーグッド(PGOOD)信号を生成します。MAX8737は、ほとんど外付け部品が不要の低コストソリューションで、小型16ピンTQFN (4mm x 4mm)パッケージで提供されます。
アプリケーション
- 低電圧バイアス電源
- ノートブックおよびデスクトップコンピュータ
- POL (Point-of-Load)型レギュレータ
- サーバ
- VMCHおよびVCCP CPU電源
ドキュメント
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
最新のディスカッション
MAX8737に関するディスカッションはまだありません。意見を投稿しますか?
EngineerZone®でディスカッションを始める