MAX8594
低コストPDA用DC-DCコア電源付き5出力PMIC
製品情報
MAX8594/MAX8594Aは低コストのパーソナルディジタルアシスタント(PDA)用の完全なパワーマネージメントチップで、1セルリチウムイオン(Li+)または3セルニッケル水素(NiMH)バッテリで動作します。このチップは小型ポータブル機器に必要なすべてのレギュレータ、出力、および電圧モニタを備え、必要最小限の外付け部品しか必要ありません。3個のリニアレギュレータ、LCDバイアス用ブースト(昇圧型) DC-DCコンバータ、コア電力用の4MHzの高効率バック(降圧型) DC-DCコンバータ、マイクロプロセッサ(µP)リセット出力、およびローバッテリシャットダウンが、高さ0.8mmのTQFNパッケージに内蔵されています。
COR1バックDC-DCコンバータは、ピン選択可能な出力を400mAで供給します。すべてのリニアレギュレータはPMOSパス素子を備え、効率のよい低ドロップアウト動作をします。MAIN LDOは、500mAで3.3Vを供給します。セキュアディジタル(SD)カードスロット出力は500mAで3.3Vを供給し、COR2 LDOは50mAで1.8Vを供給します。各出力は、それぞれロジック制御のイネーブルを備えています。その他の出力電圧の組合せに関してはお問い合わせください。
LCDバイアス用ブーストDC-DCコンバータは、オンボードのMOSFETとオフ時のTrue Shutdown™を備えています。このためシャットダウン時に、入力電源はインダクタから切り離され、ブースト出力は、入力電圧からダイオード1個分の降下にとどまらず、0Vまで降下します。COR1出力が安定化した後、適切な起動を確保するためのµPリセット出力は20ms (typ)間クリアします。また、COR1レギュレータは3.3Vメイン出力が安定化するまで、起動しません。1%の高精度リファレンスとローバッテリモニタも内蔵しています。サーマルシャットダウンは、ダイの過熱を保護します。
MAX8594/MAX8594Aは3.1V~5.5Vの電源電圧で動作し、無負荷時の消費電流は46µAです。これらの製品は、1.67Wの電力消費が可能な4mm x 4mmの小型24ピンTQFNパッケージで提供されます。これらの製品は、-40℃~+85℃の温度範囲での動作が保証されています。
アプリケーション
- 携帯電話/コードレス電話
- ハンドヘルド機器
- MP3プレーヤー
- オーガナイザ
- PDA
ドキュメント
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
ソフトウェア・リソース
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| 製品モデル | 製品ライフサイクル | 詳細 |
|---|---|---|
| リニア・レギュレータ 1 | ||
| MAX1559 | 低コストPDA用、5出力、電源管理IC | |
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