MAX5946A
デュアルPCI Express、ホットプラグコントローラ
デュアルスロット、ホットスワップコントローラがPCI Expressカードの安全なスワップを実現
製品の詳細
- PCI Expressに準拠
- 2個のPCI Expressスロットの12V、3.3V、および3.3Vの補助電源をホットスワップ
- 補助電源レイル用のパワーMOSFETを内蔵
- dI/dtおよびdV/dtを制御
- アクティブな電流制限によって過電流/短絡状態から保護
- プログラマブルな電流制限タイムアウト
- プログラマブルなパワーオンリセット(POR)付き、/PWRGD信号出力(デフォルト160ms)
- 過電流または温度過昇障害によるラッチ付/FAULT信号出力
- 4msバウンド防止付きのアテンションスイッチ入力/出力
- 存在検出入力
- 強制オン入力によって試験を容易化
- サーマルシャットダウン
- SMBusを通じてI/Oエキスパンダを制御可能
デュアルホットプラグコントローラのMAX5946は、PCI Express®アプリケーション用に設計されています。このデバイスは、2個のPCI Expressスロットの12V、3.3V、および3.3V補助電源に対してホットプラグ制御を行います。MAX5946のロジック入力/出力を使って、システムホットプラグ管理コントローラと直接インタフェースするか、またはSMBus™を通じて外付けI/Oエキスパンダとインタフェースすることができます。バウンドが防止されたアテンションスイッチと存在検出信号が内蔵されているため、システム設計が簡素化されます。
MAX5946は4つの外付けnチャネルMOSFETを駆動し、12Vおよび3.3Vのメイン出力を制御します。3.3Vの補助出力は、0.3Ωの内蔵nチャネルMOSFETを通じて制御されます。内蔵チャージポンプは12V出力のゲート駆動を供給し、また3.3V出力のゲート駆動は12Vの入力電源によって駆動されます。3.3Vの補助出力は、チャージポンプをそれぞれ備えるメイン出力から完全に独立しています。
電源投入時に、MAX5946は、電源が各低電圧ロックアウト(UVLO)スレッショルドを上回るまで、すべての外付けMOSFETをオフ状態に維持します。補助入力電源がそのUVLOスレッショルドを上回らない限り、このデバイスは内蔵MOSFETをオフ状態に維持します。ターンオンコマンドと同時に、MAX5946は、電源突入電流を制限するために一定のゲート電流で外付けおよび内蔵MOSFETをゆっくりとエンハンスします。MAX5946は全出力の電流を常時アクティブに制限し、過電流状態がプログラマブルな過電流タイムアウト以上の間持続する場合はシャットダウンします。また、ダイの温度が+150℃を超えると、サーマル保護回路によって全出力がシャットダウンされます。過電流または温度過昇障害状態によってMAX5946Lはラッチオフされ、またMAX5946Aは再始動時間遅延が経過すると自動的に再始動します。このデバイスは6mm x 6mmの36ピンTQFNパッケージで提供され、-40℃~+85℃の温度範囲で動作します。
アプリケーション
- デスクトップ/モバイルサーバプラットフォーム
- 組込みデバイス
- サーバ
- ワークステーション
ドキュメント
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
ハードウェア・エコシステム
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