製品概要

機能と利点

  • 出力更新速度:4.3Gsps
    • ダイレクトRF合成:50MHz~1000MHz
  • 最大4つの隣接QAMチャネル対応の性能
  • 業界トップクラスのダイナミック性能
    • ACP = 67dBc (fOUT = 1000MHzの場合) (4つの6MHz QAMチャネル、6MHzオフセット)
    • ACP = 68dBc (fOUT = 1000MHzの場合) (4つの6MHz QAMチャネル、12MHzオフセット)
    • ACP = 69dBc (fOUT = 1000MHzの場合) (4つの6MHz QAMチャネル、18MHzオフセット)
  • 低電力動作
    • 1260mW (fDAC = 4096Mspsの場合)
  • 4:1の多重化LVDS入力
    • ポート当り最大1075Mwps
    • ダブルデータレート(DDR)モード
  • 50Ωの差動出力終端内蔵
  • 入力レジスタのスキャンモードによるインサーキット動作検証
  • 鉛(Pb)フリー、11mm x 11mmの小型169ピンCSBGAパッケージ
  • 評価キット入手可能(MAX5881EVKITをご注文ください)

製品概要

状況:リリース済みおよび量産中

12ビット4.3Gspsのディジタル-アナログコンバータ(DAC)のMAX5881は、ケーブルモデム終端システム(CMTS)およびエッジQAM (EQAM)機器のマルチチャネルダウンストリーム直交振幅変調(QAM)信号のダイレクトRF合成用に最適化されています。MAX5881は、優れたスプリアス、ノイズ、および隣接チャネルパワー(ACP)性能を備えており、DOCSIS® (Data-Over-Cable Service Interface Specification)に規定された50MHz~1000MHzのケーブルダウンストリーム帯域幅でマルチチャネルをダイレクト合成することができます。

MAX5881は、4つの12ビット多重化低電圧差動信号(LVDS)入力ポートを備え、それぞれダブルデータレート(DDR)またはクワッドデータレート(QDR)モード時に最高1075MHzで動作します。このデバイスは、立上りおよび立下りクロックエッジの両方で変換がトリガされる場合はDAC更新速度の1/2のクロックを受け付けます。入力データレートは、DAC更新速度の1/4か、またはクロックレートの1/2です。MAX5881は、最高2.15GHzのクロックレートで動作することができ、4.3GspsのDAC更新速度を実現します。MAX5881は、LVDSデータクロック出力を備え、FPGAまたはASICデバイスとのインタフェースが簡単になります。

MAX5881は、ダイナミック性能を最適化するための自己較正型50Ω差動出力終端を内蔵する電流ステアリングDACです。MAX5881は、3.3Vおよび1.8V電源で動作し、4.3Gsps時の消費電力は1.3Wです。このデバイスは、民生用温度範囲(0℃~+70℃)での動作が保証され、鉛(Pb)フリー(RoHS準拠)、11mm x 11mmの169ピンCSBGAパッケージで提供されます。

アプリケーション

  • 放送ビデオ変調器
  • ケーブルモデム終端システム(CMTS)
  • エッジQAMデバイス
  • ビデオオンデマンド(VOD)
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製品ライフサイクル icon-not-recommended 新規設計には非推奨

新規設計にはお勧めしていません。

評価キット (1)

評価用ボード

表示されている価格は、1個あたりの価格です。

analog.comサイトから購入できるボードは、最大で2枚までとなります。3枚以上の購入をご希望の場合は、正規販売代理店からご購入ください。

価格は1個当たりの米ドルで、米国内における販売価格(FOB)で表示されておりますので、予算のためにのみご使用いただけます。 また、その価格は変更されることがあります。米国以外のお客様への価格は、輸送費、各国の税金、手数料、為替レートにより決定されます。価格・納期等の詳細情報については、弊社正規販売代理店または担当営業にお問い合わせください。なお、 評価用ボードおよび評価用キットの表示価格は1個構成としての価格です。