MAX5851

製造中

デュアル、8ビット、80Msps、電流出力DAC

利用上の注意

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なお、日本語版のデータシートは基本的に「Rev.0」(リビジョン0)で作成されています。そのため、英語版が後に改訂され、複数製品のデータシートがひとつに統一された場合、同じ「Rev.0」の日本語版のデータシートが異なる製品のデータシートとして表示されることがあります。たとえば、「ADM3307E」の場合、日本語データシートをクリックすると「ADM3311E」が表示されます。これは、英語版のデータシートが複数の製品で共有できるように1本化され、「ADM3307E/ADM3310E/ADM3311E/ADM3312E/ADM3315E」(Rev.J)と改訂されたからで、決して誤ってリンクが張られているわけではありません。和文化されたデータシートを少しでも有効に活用していただくためにこのような方法をとっておりますので、ご了解ください。

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製品情報

  • 8ビット、80MspsデュアルDAC
  • 低電力
    • 58mW (fCLK = 80MHz、IFS = 2mAにおいて)
  • 単一電源:2.7V~3.6V
  • 2.7V電源でフル出力スイング/ダイナミック性能
  • 優れたダイナミック性能
    • 66dBc SFDR (fOUT = 20MHzの場合)
  • プログラマブルなチャネル利得マッチング
  • 1.24Vの低ノイズバンドギャップリファレンス内蔵
  • 単一抵抗による利得制御
  • インタリーブデータモード
  • シングルエンドおよび差動クロック入力モード
  • 小型40ピンTQFNパッケージ(6mm x 6mm)
  • EVキットを提供(MAX5852のEVキット)

MAX5851は、デュアル、8ビット、80Msps、ディジタル-アナログコンバータ(DAC)で、広帯域通信システムにおいて優れたダイナミック性能を発揮します。このデバイスは、2個の8ビットDACコア、および1.24Vのリファレンスを内蔵しています。このコンバータは、シングルエンドおよび差動動作モードをサポートしています。MAX5851のダイナミック性能は、2.7V~3.6Vの全電源動作範囲で維持されます。アナログ出力は、-1.0V~+1.25Vのコンプライアンス電圧をサポートしています。

また、MAX5851は、I/Oピン数を削減するために、インタリーブデータモードで動作することもできます。このため、このコンバータは8ビットの単一バスでデータ更新することができます。

MAX5851は、0.05dBの16段階で、チャネル利得マッチングを±0.4dB以内にディジタル制御する機能を備えています。アナログ直交変調アプリケーションでは、チャネルマッチングによって側波帯抑制能力が向上します。1.24Vの内蔵バンドギャップリファレンスには制御アンプが搭載され、このアンプによって1個の抵抗により両チャネルを外部からフルスケール調整することができます。内部リファレンスをディセーブルして、外部リファレンスを高精度アプリケーション用に使用することができます。

MAX5851は、2mA~20mAのフルスケール電流出力を備え、2.7V~3.6Vの単一電源で動作します。このDACは、標準、低電力スタンバイ、および完全パワーダウンの3種類の電源制御動作モードをサポートしています。パワーダウンモード時には、動作電流は1µAまで低減します。

MAX5851は、エクスポーズドパッド(EP)付き、40ピンTQFNパッケージで提供され、-40℃~+85℃の拡張温度範囲での動作が保証されています。

ピン互換の高速/高解像度バージョンも提供されます。詳細については、MAX5852 (8ビット、165Msps)、MAX5854 (10ビット、165Msps)、およびMAX5853 (10ビット、80Msps)の各データシートを参照してください。「Table 4 (表4)」を参照してください。

アプリケーション

  • 通信:VSAT、LMDS、MMDS、WLAN、ポイント間マイクロ波リンク
  • ダイレクトデジタル合成(DDS)
  • 計測/ATE
  • 直交変調
  • ワイヤレス基地局

MAX5851
デュアル、8ビット、80Msps、電流出力DAC
MAX5851:ピン配置
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ハードウェア・エコシステム

製品モデル 製品ライフサイクル 詳細
D/Aコンバータ(DAC) 3
MAX5854 製造中 デュアル、10ビット、165Msps、電流出力DAC
MAX5853 製造中 デュアル、10ビット、80Msps、電流出力DAC
MAX5852 製造中 デュアル、8ビット、165Msps、電流出力DAC
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評価用キット

MAX5852EVKIT

MAX5851およびMAX5852の評価キット

機能と利点

  • 迅速な評価と性能試験を実現
  • CMOSコンパチブル
  • クロック入力、クロック出力、およびアナログ出力用SMA同軸コネクタ
  • 50Ωマッチング済みクロック入力およびアナログ出力信号ライン
  • シングルエンドクロック信号から差動クロック信号への変換回路
  • 差動電流出力からシングルエンド電圧信号出力への変換回路
  • 20mAに設定されたフルスケール電流出力
  • 完全実装および試験済み
  • 80MspsのMAX5851も評価可能

製品詳細

MAX5852の評価キット(EVキット)は、ディジタル-アナログコンバータ(DAC)MAX5852の性能評価に必要な部品をすべて備えた完全実装および試験済み回路基板です。MAX5852は1.24V電圧リファレンスを内蔵し、差動電流出力を備えたデュアル、8ビットパラレル、165MspsのDACです。このEVキットは、CMOSコンパチブルのデータ入力、差動またはシングルエンドのクロック入力、および3V電源で動作し、シンプルな基板動作を実現しています。

MAX5852のEVキットを使って、DACのMAX5851(80Msps)も評価することができます。

アプリケーション

  • 通信:VSAT、LMDS、MMDS、WLAN、ポイント間マイクロ波リンク
  • ダイレクトデジタル合成(DDS)
  • 計測/ATE
  • 直交変調
  • ワイヤレス基地局

MAX5852EVKIT
MAX5851およびMAX5852の評価キット

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