MAX5270
パラレルインタフェース付き、オクタル(8回路)、13ビット電圧出力DAC
製品の詳細
- 調整なしでフル13ビット性能
- 単一パッケージに8つのDACを内蔵
- バッファ付電圧出力
- 電圧スイング:0V~8.192V
- 出力セトリング時間:22µs
- 最大10,000pFの容量性負荷を駆動
- 低出力グリッチ:30mV
- 低消費電流:10mA (typ)
- 小型パッケージ:44ピンMQFP
- ダブルバッファ付きのディジタル入力
- 非同期負荷により全てのDACを同時に更新
- 非同期/CLRにより、全てのDACを強制的にDUTGND電位に変更
MAX5270は、8つの13ビット電圧出力ディジタルアナログコンバータ(DAC)です。電圧出力は内蔵高精度出力アンプにより提供されています。本デバイスは+12V/-12V電源で動作します。出力電圧は0V~+8.192Vの範囲でスイングし、外付部品なしで出力可能です。MAX5270は3対の差動リファレンス入力を備えています。そのうちの2対は各々2つのDACに接続されていて、残りの1対は4つのDACに接続されています。これらのリファレンスは独立に制御されているため、対応するDACに異なるフルスケール出力電圧を提供します。MAX5270は次の電圧範囲で動作します:VDD = +11.4V~+12.6V、VSS = -11.4V~-12.6V、VCC = +4.75V~+5.25V。
MAX5270は、13ビットパラレルデータバス付きのダブルバッファ付きインタフェースロジックを備えています。各DACは入力ラッチとDACラッチを持っています。DACラッチのデータが出力電圧を設定します。8つの入力ラッチは3つのアドレスラインでアドレス指定されます。データは単一の書込み命令で入力ラッチにロードされます。非同期ロード入力(アクティブローLD)により、データが入力ラッチからDACラッチに転送されます。アクティブローLD入力は全てのDACを制御するため、/LDピンによって全てのDACを同時に更新できます。非同期のアクティブローCLR入力により、8つのDAC全ての出力がオペアンプの対応するDUTGND入力に設定されます。アクティブローCLRはCMOS入力であり、VDDによって駆動されることに注意して下さい。その他全てのロジック入力はTTL/CMOSコンパチブルです。MAX5270の「A」グレードは最大INLが±2 LSB、「B」グレードは最大INLが±4 LSBです。いずれのグレードも、44ピンMQFPパッケージで提供されています。
アプリケーション
- 任意関数発生器
- 自動試験装置(ATE)
- アビオニクスおよび軍事用システム
- デジタル利得およびオフセット制御
- 産業用プロセス制御
- 最小部品点数のアナログシステム
- SONETアプリケーション
ドキュメント
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