MAX5176
低電力、シリアル、12ビットDAC、電圧出力付
製品の詳細
- INL:±1 LSB
- シャットダウン電流:1µA
- パワーアップ時に出力がグリッチフリー
- 単一電源動作
- +5V (MAX5174)
- +3V (MAX5176)
- フルスケール出力範囲
- +2.048V (MAX5176、VREF = +1.25V)
- +4.096V (MAX5174、VREF = +2.5V)
- レイルトゥレイル出力アンプ
- 出力オフセットは調節可能
- 乗算動作における低THD:-80dB
- 3線シリアルインタフェース:SPI/QSPI/MICROWIREコンパチブル
- ピン設定可能なシャットダウンモードおよびパワーアップリセット
- バッファ付出力:5kΩ || 100pF負荷を駆動可能
- ユーザ設定可能なディジタル出力ピンを使用して外部部品のシリアル制御が可能
- 14ビットのアップグレード製品(MAX5170/MAX5172)も入手可能
MAX5174/MAX5176は、高精度出力アンプ付きの低電力シリアル12ビット電圧出力D/Aコンバータ(DAC)を省スペースの16ピンQSOPパッケージに内蔵しています。MAX5174は+5V単一電源で動作し、MAX5176は+3V単一電源で動作します。いずれのデバイスも消費電流は僅か280µAで、シャットダウンモードではさらに1µAに低減します。さらに、設定可能なパワーアップリセット機能により、初期出力状態として0Vまたはミッドスケールに選択できます。
3線シリアルインタフェースは、SPI™、QSPI™およびMICROWIRE™規格とコンパチブルです。各DACは、入力レジスタにDACレジスタが続く形で構成されたダブルバッファ付入力を備えているため、16ビットシリアルワードによってDACレジスタを入力レジスタと同時または個別に更新できます。その他の特長としては、ソフトウェアおよびハードウェアシャットダウン、シャットダウンロックアウト、ハードウェアクリアピン、そしてDCおよびオフセットAC信号を許容するリファレンス入力等が挙げられます。これらのデバイスは、機能性を増すための設定可能なディジタル出力ピンおよびデイジーチェーン接続用のシリアルデータ出力ピンを備えています。全てのロジック入力はTTL/CMOSコンパチブルで、内部シュミットトリガでバッファされているため、フォトカプラと直接インタフェースすることが可能です。
MAX5174/MAX5176は独自の内蔵回路により、パワーアップ時のグリッチを数ミリボルトに抑えて出力電圧を実質的に「グリッチフリー」に保ちます。いずれのデバイスも16ピンQSOPパッケージで提供されており、温度範囲は拡張工業用(-40℃~+85℃)のものが用意されています。MAX5170/MAX5172はMAX5174/MAX5176とピンコンパチブルな14ビットアップグレード製品です。100%ピンコンパチブルの内部リファレンス付DAC製品は、13ビットMAX5130/MAX5131および12ビットMAX5120/MAX5121のデータシートを参照して下さい。
アプリケーション
- µP制御システム
- 自動試験装置(ATE)
- デジタル利得およびオフセット制御
- 産業用プロセス制御
- 動作制御
- 遠隔産業用制御
ドキュメント
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
ハードウェア・エコシステム
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