MAX5053B
絶縁型/非絶縁型電源用エラーアンプ付き、電流モードPWMコントローラ
ユニバーサルオフライン、テレコム、または12V入力電圧で動作する、絶縁型/非絶縁型電流モードPWMコントローラ
製品の詳細
- 小型8ピンµMAXパッケージ
- 電流モード制御
- 出力:50W
- 一般的なオフライン入力電圧範囲
- AC 85V~265Vを整流(MAX5052)
- 10.8V~24V入力からVINを直接駆動(MAX5053)
- ディジタルソフトスタート
- プログラマブル入力スタートアップ電圧
- ヒステリシスの大きいブートストラップUVLO内蔵(MAX5052)
- 高精度1%リファレンス付きエラーアンプ内蔵
- サーマルシャットダウン
- スタートアップ消費電流:45µA (typ)
- 動作消費電流:1.4mA (typ)
- 固定スイッチング周波数:262kHz ±12%
- 最大デューティサイクル:50% (MAX5052A/MAX5053A)
- 最大デューティサイクル:75% (MAX5052B/MAX5053B)
- サイクルごとの電流制限応答時間:60ns
電流モードPWMコントローラのMAX5052/MAX5053は、入力電圧範囲の広い絶縁型/非絶縁型電源の設計に必要なすべての制御回路を内蔵しています。MAX5052は、一般の入力(AC 85V~265Vを整流した)電源やテレコム用(DC -36V~-72V)電源に適しています。MAX5053は、低入力電圧(DC 10.8V~24V)電源に適しています。
MAX5052/MAX5053は、三次巻線出力電圧を安定化するエラーアンプを内蔵しています。これによって一次側が安定化された絶縁型電源となるため、フォトカプラが不要になります。入力電源スタートアップ電圧のプログラミング用と低電圧状態での適正な動作確保のために、入力低電圧ロックアウト(UVLO)を備えています。入力電源スタートアップ電圧は、分圧器を用いて外部からプログラムすることが可能です。デバイスを停止するには、UVLOピンをローレベルにします。内部のディジタルソフトスタートを使用すると、出力電圧のオーバーシュートが減少します。内部のサーマルシャットダウン回路は、ジャンクション温度が+130℃を超えるとき、デバイスを保護します。
MAX5052は、スタートアップに23.6Vの最小電圧を必要とするヒステリシスの大きいブートストラップUVLOを内蔵しています。MAX5053は、ブートストラップUVLOを内蔵しておらず、10.8Vの最小電圧から直接バイアスすることができます。
262kHzのスイッチング周波数は、±12%の精度で内部トリミングされています。このため、磁性部品とフィルタ部品の最適化によって、小型でコスト効果の高い電源を構成することができます。MAX5052A/MAX5053Aでは、デューティサイクルの最大限界が50%、MAX5052B/MAX5053Bは、デューティサイクルの最大限界が75%です。これらのデバイスは、8ピンµMAXパッケージで提供され、-40℃~+85℃の工業用拡張温度範囲で動作します。
アプリケーション
- 12Vブーストレギュレータ
- 12V SEPICレギュレータ
- コンピュータシステム/サーバ
- 産業用パワー変換
- 絶縁型キープアライブ回路
- 絶縁型テレコム電源
- ネットワーキングシステム
- 電源
- ユニバーサル入力AC
ドキュメント
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