製品概要

機能と利点

  • パッケージ:5ピンSOT23 (MAX4122/4)
  • 電源:+2.7~+6.5V単一
  • 入力コモンモード電圧範囲:レイルトゥレイル
  • 出力電圧スイング:レイルトゥレイル
  • 利得帯域幅積:5MHz (MAX4122/3/6/7/9)
  • 利得帯域幅積:25MHz (MAX4124/5/8)
  • アンプ当たりの自己消費電流:650µA
  • シャットダウン機能オプション:25µA (MAX4123/5/7)
  • オフセット電圧:200µV
  • 入力オーバドライブでも位相反転なし
  • 250Ωの負荷を駆動
  • 500pFの容量性負荷でも安定
  • ユニティゲイン安定(MAX4122/3/6/7/9)
  • 10V/V以上の利得で安定(MAX4124/5/8)

製品概要

MAX4122~MAX4129は広帯域幅と優れたDC精度を備え、しかも入出力でレイルトゥレイルの動作が可能なオペアンプファミリです。これらの製品は、アンプ当たりの消費電流が僅か650µAで、単一電源(+2.7V~+6.5V)またはデュアル電源(±1.35V~±3.25V)で動作し、コモンモード電圧範囲はVEEとVCCの外側250mVまで拡張されています。また、250Ωの負荷を駆動できます。MAX4122/MAX4123/MAX4126/MAX4127/MAX4129は利得帯域幅積が5MHzで、非補償タイプのMAX4124/MAX4125/MAX4128 (10以上の閉ループ利得で安定)は利得帯域幅積が25MHzです。MAX4123/MAX4125/MAX4127はシャットダウンモードを備えており、このモードの出力はハイインピーダンス状態になり、消費電流はアンプ当たり僅か25µAにまで低減します。

これらのアンプはレイルトゥレイルの入力コモンモード範囲と出力スイングを備えているため、低電圧の単一電源動作に最適です。最低動作電圧の仕様は2.7Vですが、通常は最低1.8Vまで動作します。さらに、低オフセット電圧であり高速なため、高精度の低電圧データ収集機器の信号調節段に最適です。MAX4122およびMAX4124は、省スペースの5ピンSOT23パッケージで供給されています。

アプリケーション

  • 車載用センサー
  • 基地局/ワイヤレスインフラ
  • バッテリ駆動アプリケーション
  • コンピュータ:デスクトップ、ワークステーション、およびサーバ
  • コンピュータ:マザーボード
  • コンピュータ:ノートブック
  • データ収集
  • 産業用:プロセス測定および制御
  • 低電力、低電圧アプリケーション
  • パネルメータ
  • ポータブル機器
  • プログラマブルロジックコントローラ(PLC)
  • 信号調整

製品ライフサイクル icon-not-recommended 最終販売

このファミリーの全製品について製造中止が予定されています。製品の最終購入をご検討の場合は、弊社営業担当、あるいは販売代理店にお問い合わせください。また、「製造中止情報」 をご覧いただき、最終受注期限および最終引き受け納期をご確認ください。

設計リソース

アナログ・デバイセズでは、最高レベルの品質と信頼性を備えた製品を提供することに最大の力を常に注いでいます。これを実現するため、製品およびプロセスの設計のあらゆる観点で品質と信頼性のチェックを行っています。そして、それは、製造工程においても同様です。アナログ・デバイセズは常に、出荷製品の「ゼロ・ディフェクト」を目指しています。