MAX2421
900MHzイメージ除去トランシーバ
製品の詳細
- イメージ除去比35dBの受信/送信ミキサ
- 可変利得LNA
- 複合レシーバ入力IP3:最大+2dBm
- 複合受信雑音指数:4dB
- 送信パワー制御範囲:35dB以上
- PAプリドライバは最大+2dBmまで出力
- 低消費電流:
- 受信23mA
- 送信26mA
- 発振器9.5mA
- シャットダウンモード:0.5µA
- 電源:+2.7V~+4.8V単一
MAX2420/MAX2421/MAX2422/MAX2460/MAX2463は、900MHz帯で動作するコードレスおよびISM帯無線機のための超低価格ソリューションを提供する、高度集積化フロントエンドICです。これらのICは、送信および受信イメージリジェクトミキサの導入により、フィルタのコスト節約を実現しています。これらは+2.7V~+4.8Vの電源で動作するため、3セルバッテリスタックに直接接続できます。
受信経路には、可変利得LNAおよびイメージ抑圧比35dBのイメージリジェクトダウンコンバータを導入しています。これらの機能により、ダウンコンバータの複合雑音指数が4dBと優れており、また、入力3次インターセプトポイント(IP3)が最大+2dBmという高度の直線性を備えています。
トランスミッタは、制御範囲が35dB以上の可変利得IFアンプ、イメージ除去比35dBのイメージリジェクトアップコンバータおよび最大+2dBmを生成するパワーアンプ(PA)プリドライバ(アプリケーションによっては最終パワー段として使用)からなっています。
これらのICは、外付バラクタ同調LCタンクだけで動作する局部発振器(LO)を内蔵しています。集積化64/65分周デュアルモジュラスプリスケーラはダイレクトモードに設定することもできますが、その場合はLOバッファアンプとして機能します。0.5µAシャットダウンモードを始めとして、高度な電源管理に使用できる4つの独立なパワーダウン入力があります。これらは、周波数ホッピングおよびダイレクトシーケンススペクトラム拡散システムの他にも、FSK、BPSKおよびQPSK等の汎用変調方式にコンパチブルです。パッケージは28ピンSSOPで提供されています。
受信イメージ除去と同様にダイレクトVCOまたはBPSK送信モジュールを使用するアプリケーションには、MAX2424/MAX2426のデータシートを参照してください。受信のみの製品はMAX2440/MAX2441/MAX2442のデータシートを参照してください。
アプリケーション
- コードレス電話
- スペクトラム拡散通信
- 2-Wayページャ
- ワイヤレスネットワーク
- ワイヤレス・テレメトリ
ドキュメント
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
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