MAX17102
スキャンドライバ、オペアンプ、LDO、およびVCOMキャリブレータ内蔵、内部スイッチブーストレギュレータ
GIP LCDパネル用、小型、低コストソリューションを提供する高集積PMIC
製品情報
- IN電源電圧範囲:2.5V~6V
- 1.2MHzの電流モードステップアップレギュレータ
- 高速過渡応答
- 高精度リファレンス(1.5%)
- 20V、3.5A、120mΩのMOSFET内蔵
- 高効率:85%以上
- 調整可能なソフトスタート
- 調整可能な定スイッチング周波数
- 大電流18V出力バッファ
- 出力短絡電流:150mA (typ)
- スルーレート:45V/µs
- -3dB帯域幅:20MHz
- レイルトゥレイル入力および出力
- 高電圧スキャンドライバ
- 出力:+35V~-10V
- 設定可能なVCOMキャリブレータ
- 7ビットの調整が可能な電流シンク出力
- シリアルインタフェース
- 不揮発性調整メモリ
- VCOM出力温度補償
- 設定可能な補償スロープ
- 設定可能なオフセット
- 設定可能な補償開始点
- 熱過負荷保護
- 7mm x 7mmの48ピンTQFNパッケージ
MAX17102は、スイッチ内蔵高性能ステップアップレギュレータ、専用放電チャネルを備えたマルチチャネル高電圧レベルシフトスキャンドライバ、および設定可能なVCOMキャリブレータを備えたVCOM用オペアンプを内蔵しています。VCOMキャリブレータは、温度補償も備えています。VCOM出力は、外部温度検出素子によって調整することができます。このデバイスは、薄膜トランジスタ(TFT)液晶ディスプレイ(LCD)アプリケーション用に最適化されています。
このステップアップDC-DCコンバータは、パネルソースドライバICに安定化電源電圧を供給します。このコンバータは、450kHz~1.2MHzの周波数調整可能な電流モードレギュレータで、20VのnチャネルパワーMOSFETを内蔵しています。高いスイッチング周波数であるため、超小型インダクタおよびセラミックコンデンサを使用することができます。電流モード制御アーキテクチャによって、パルス負荷に対して高速過渡応答を行うことができます。ステップアップレギュレータは、調整可能なソフトスタートおよびサイクルごとの電流制限を特長としています。
高電圧レベルシフトスキャンドライバは、TFTパネルのゲートロジックの駆動用に設計されています。その8つの出力は、+35V~-10Vで振幅し、容量性負荷を高速で駆動することができます。
このオペアンプは、大出力短絡電流(150mA typ)、高速スルーレート(45V/µs)、および広帯域幅(20MHz)を特長としています。レイルトゥレイル入力および出力は、アプリケーションの柔軟性を最大限にします。
設定可能なVCOMキャリブレータは、シリアルインタフェースを通じてVCOMレベルを調整します。所望のVCOM電圧レベルを保存するために、不揮発性メモリが使用されています。
MAX17102は、薄型LCDパネル用に高さ0.8mm (max)の48ピンTQFNパッケージ(7mm x 7mm)で提供されています。
アプリケーション
- LCDモニタパネル
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