MAX16170
発売前CSAが内蔵された高電圧理想ダイオード・コントローラ
製品の詳細
- 車載アプリケーション向けのAEC-Q100認証を取得
- 動作電圧範囲:3V~65V
- 12V/24Vバッテリ・システムをサポート
- 入力保護範囲:−42V~+76V
- 広い過渡耐性
- ハイサイドCSA
- システムの電力レベル測定に対応
- 出力検出
- 故障からの迅速な回復が可能
- 30kHzでのアクティブ整流
- 自動車規格に基づくシステム・レベルのテストを支援
- ORingアプリケーションをサポート
- 堅牢な故障回復モード
- シャットダウン・モード電流:5μA
- バッテリ駆動時間を延長
- 抵抗により調整可能なOCP閾値
- 設計の柔軟性向上
- 1mA(最小)スリープ・モード電流出力
- スタンバイ・モードの動作をサポート
- FETOK/FLT出力
- システム診断を強化
高電圧理想ダイオード・コントローラであるMAX16170は、車載アプリケーション向けにシステム全体にわたる包括的な保護を提供します。追加の診断機能、堅牢な故障回復モード、ハイサイドの統合型電流検出アンプ(CSA)により、システムの安全性、信頼性、パフォーマンスを強化するように設計されています。MAX16170は、共通ドレイン構成をサポートするデュアルゲートドライバ・トポロジを備えており、逆電圧、入力過電圧(OV)、低電圧(UV)、過電流、サーマル・フォルト状態からシステムを保護します。電源投入時に、このデバイスは、外部パワー金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ(MOSFET)の状態を監視してオープン・サーキット/ショート・サーキット状態を検出し、いずれかまたは両方のパワーMOSFETが損傷している場合はオープン・ドレイン出力(FETOK)をアサートします。更に、故障状態が発生したときローにアサートされるオープン・ドレイン・フォルト出力(FLT)も備えています。
通常動作中、MAX16170はMOSFET(Q1)のドレインからソースまでの電圧降下を10mVに調整し、逆電圧フォルト状態でのバッテリへのDCフローをブロックします。過電流閾値は、低電圧入力(ILIM)からグラウンドへの抵抗によって設定されます。
スリープ・モード動作中のデバイスの消費電流はわずか5uA(代表値)で、その間、スタンバイ・システムの動作をサポートするために1mA(最小)の電流が負荷に供給されます。シャットダウン・モードでは、チャージ・ポンプがディスエーブルになり、OVおよびUV抵抗分圧器がTERMスイッチを介してバッテリから切断され、シャットダウン電源電流が3μA(代表値)に低下します。
MAX16170は、露出パッド付きの4mm x 4mm x 0.75mm、20ピン、サイドウェッタブル、TQFNパッケージで提供され、−40°C~+125°Cのオートモーティブ温度範囲で動作します。
アプリケーション
- 自動車の電力システム
- ネットワーク/テレコムの電力システム
- RAIDシステム
- サーバ
- PoEシステム
ドキュメント
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
ソフトウェア・リソース
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ドライバ/ソフトウェアをリクエストツールおよびシミュレーション
LTspice
下記製品はLTspiceで使用することが出来ます。:
- MAX16170
LTspice®は、無料で提供される強力で高速な回路シミュレータと回路図入力、波形ビューワに改善を加え、アナログ回路のシミュレーションを容易にするためのモデルを搭載しています。