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製品概要
機能と利点
- 消費電流:400nA (typ)
- 動作電源範囲:1.2V~5.5V
- 電源電圧を監視しシステムリセット信号を提供
- 入力スレッショルド範囲:1.5V~5V (100mVステップ)
- ウォッチドッグ機能によって不正なコード実行を検出
- オープンドレインのリセットおよびウォッチドッグ出力
- ウォッチドッグタイマイネーブル入力
- 6ピンWLPパッケージ
- 6ピンSOT23パッケージ
- 動作温度範囲:-40℃~+125℃
製品概要
超低電流監視回路ICのMAX16152/MAX16153/MAX16154/MAX16155は、1つのシステム電源電圧およびマイクロプロセッサまたはマイクロコントローラによるコード実行の完全性を監視します。これらの監視回路ICは、VCC電源電圧が最小動作電圧以上で、しかしリセットスレッショルド以下のとき常にリセット出力をアサートします。電源電圧がリセットスレッショルドを上回ったあと、リセット出力はリセットタイムアウト時間の間アサートされたままになり、その後デアサートされます。リセット電圧スレッショルドは1.50V~5.0V (約100mVステップ)が利用可能です。
ウォッチドッグタイマ回路は、マイクロプロセッサまたはマイクロコントローラの活動を監視します。通常動作時、マイクロプロセッサまたはマイクロコントローラは監視回路ICのウォッチドッグタイムアウト時間が経過する前にウォッチドッグ入力(WDI)を繰り返しトグルし、システムがコードを適切に実行していることを確認します。タイムアウト時間が経過する前にマイクロプロセッサまたはマイクロコントローラが有効なウォッチドッグ入力の遷移を提供しない場合、監視回路ICはウォッチドック出力(アクティブローWDO)をアサートしてシステムが予想どおりにコードを実行していないことを通知します。ウォッチドッグ出力パルスは、マイクロプロセッサまたはマイクロコントローラのリセットに使用するか、またはシステムへの割込みに使用して実行エラーを警告することも可能です。MAX16152およびMAX16153はマニュアルリセット入力(アクティブローMR)を備えているため、外部プッシュボタンまたはロジック信号によってリセットパルスを開始することが可能です。MAX16154およびMAX16155はロジック入力(WD_EN)を備えているため、システムはウォッチドッグ機能をイネーブルおよびディセーブルすることができます。
MAX16152およびMAX16154は6ピンWLP (0.86mm × 1.27mm)で提供され、MAX16153およびMAX16155は6ピンSOT23パッケージで提供されます。すべてのデバイスは-40℃~+125℃の温度範囲にわたって動作します。
アプリケーション
- 血糖値モニタ/患者モニタ
- 計測
- ポータブル/バッテリ駆動機器
- タブレット/電子ブックリーダー/モバイル機器
製品カテゴリ
製品ライフサイクル
発売前
新たに発売予定の製品です。技術的な検証が継続中の場合もあります。数量が限られており、設計仕様は量産開始前に変更されることがあります。
参考資料
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Voltage Monitors and Supervisors Product Highlights1/23/2023PDF0 M
設計リソース
アナログ・デバイセズでは、最高レベルの品質と信頼性を備えた製品を提供することに最大の力を常に注いでいます。これを実現するため、製品およびプロセスの設計のあらゆる観点で品質と信頼性のチェックを行っています。そして、それは、製造工程においても同様です。アナログ・デバイセズは常に、出荷製品の「ゼロ・ディフェクト」を目指しています。