MAX14811

MAX14811集積回路は、低電圧ロジック入力から高電圧高周波数のユニポーラまたはバイポーラパルスを生成します。このデュアルパルサーは、独立したロジック入力、独立したアクティブクランプ内蔵の高電圧パルサー出力、および独立した高電圧電源入力を備えています。

このデバイスは、出力を保護するためにフォルト状態管理を備えています。各出力は、INP_とINN_の両方がロジックハイの場合3ステートに入ります。このデバイスは、高電圧出力では9Ωの出力インピーダンス、およびアクティブクランプでは27Ωのインピーダンスを備えています。高電圧出力は、2.0A (typ)の出力電流の供給が保証されています。すべてのパルサー出力とクランプ出力は過電圧保護を備えています。

このデバイスは、チャネルごとに3つのロジック入力を使用して、正/負パルスとアクティブクランプを制御します。また、2つの独立したイネーブル入力も備えています。EN_をディセーブルすると、高速電源ランピング中に誤って出力MOSFETがオンにならないようにすることができます。これによって、ランプ時間が高速になり、パルスモード間の遅延を小さくすることができます。低電力シャットダウンモードによって、消費電力を1µA以下に低減します。すべてのデジタル入力はCMOS対応です。

このデバイスは、エクスポーズドパッドを備えた7mm x 7mmの56ピンTQFNパッケージで提供され、0℃～+70℃の民生用温度範囲が保証されています。

アプリケーション

• 清掃機器
• 産業用画像処理/欠陥検出
• 圧電ドライバ
• 試験装置
• 超音波医療用画像処理